美画質エンジンの画質は?
画質に関しては、色乗りのいい独特の画質です。具体的には色が鮮明に表現されるという感じです。特に日本人の肌の色がいい感じです。色がやや派手めになるのが気がかりですが、一般的には「いい画質」と受け止められるでしょう。また、ハイビジョン録画を再エンコードしてDVDに記録した場合もなかなかの高画質です。
SD-Audioプレイヤーとの連携
BW200にはレコーダーには珍しく、音楽CDからSD-Audio形式でリッピング圧縮し、ハードディスクに保存できる機能も搭載されています。リッピング時にCDDBで曲名なども取得してくれるので、PC感覚で利用できます。SDメモリスロットを使い、リッピングした曲をSDメモリに転送することもできます。SD-Audioプレイヤーを持っていなくても、レコーダーをオーディオ代わりにすることができるので、なかなかに便利な機能です。
音楽CDからSD-Audio形式でリッピングし、レコーダーで音楽を聴くことができる。 |
それは製品コンセプト
シンプルな操作感で使いやすいブルーレイDIGAですが、編集機能などはあまり強力ではなく、ダイジェスト再生、ホームサーバー機能など多彩な機能を持つソニーBDZ-V9などと比較すると、多機能でもありません。ただし、ユーザーによってはいろいろな機能など不要で、EPG番組表から手軽に録画できて、いい画質で見られればいいという人も多いでしょう。BW200の場合、多機能ではないのは弱点ではなく、製品コンセプトだと感じられます。
まとめ
BW200は、ごくフツーなルックスに他の追随を許さない大容量記録可能な2層BDドライブを搭載し、しかも映像は高画質で、シンプルな操作性で使いやすいというレコーダーです。そのキャラクターは独特で、たとえれば「ATで気楽に乗り回せるスーパーカー」でしょうか? 気軽に使える高画質なレコーダーが欲しい人にイチオシです。
ボタンの大きなリモコンが使いやすさに一役買っている。 |
■関連リンク
次世代DVDでレコーダー選びはどう変わる?
ブルーレイレコーダーBDZ-V9はここが凄い
シャープから録画もできるBDプレイヤー