DVD・HDDレコーダーはVHSデッキより何が凄い?
今やすっかりビデオレコーダーの主流となったDVD・HDDレコーダー。 |
■Contents
1. 録画にメディアを用意する必要がない
2. 長時間録画ができる
3. デジタル録画は画質が劣化しない
4. 録画予約を簡単にしたEPG
5. 好きな芸能人の出ている番組を自動的に録画
6. 同時に2つの番組を録画できるW録画
7. まとめ:DVD・HDDレコーダーが今、買い時な理由
録画にメディアを用意する必要がない
DVD・HDDレコーダーはDVDとハードディスク(HDD)の2つのメディアに番組を録画できます。メインの記録メディアはハードディスクで、録画映像は、必要があれば簡単に削除できます。空き容量がない場合も、適当に不要な番組を削除すれば、新しい番組を録画できます。VHSビデオデッキでは、新しい番組の録画にはビデオテープを用意する手間とコストがかかりますが、DVD・HDDレコーダーにはそれがないのです。
デジカメとDVD・HDDレコーダー普及の理由は似た面がある。 |
長時間録画ができる
VHSビデオテープの録画時間は普通のテープで120分、長時間タイプでも180分です。3倍モードで録画しても、それぞれ360分、540分。最近の映画は長いので、2時間以上になることがよくあります。この場合、120分テープでは標準画質では録画できないので、泣く泣く3倍モードで録画することになります。
これに対して、ハードディスクはより長時間の録画ができます。アナログ放送を標準画質で録画するには、1時間あたり約2.2GB程度の容量になります。もし、3時間の録画がしたいとすれば、約7GBの容量が必要になります。現在のレコーダーのハードディスクは最低でも160GBの容量があるので、数十時間の番組を録画できます。DVD・HDDレコーダーならドラマの1クールを保存しておき、好きなときに見る映像貯蔵庫としても使えるのです。
例として東芝RD-XS38(200GB)だと、標準画質で約90時間、長時間モードで約177時間もの録画ができる。 |
次ページではデジタル録画での画質の劣化、VHSより楽になった録画予約、最近流行の自動録画機能などを説明します。