ブルーレイレコーダーの3D対応の意味

現在、話題の3D対応のブルーレイレコーダーというのは、正確に言うと「Blu-ray 3D」規格のメディア再生に対応したレコーダーを指しています。2010年3月時点では日本国内ではパナソニックから発売予定になっています。

なお、この「Blu-ray 3D」というのはブルーレイディスクと同じくBDA(Blu-ray Disc Association)が策定した規格で、3D映像表示に対応したブルーレイです。

ちなみにレコーダーだけが「Blu-ray 3D」対応しているだけでは3D映像を見ることはできず、テレビ側も3D表示に対応している必要があります。

パナソニックの3D対応ブルーレイレコーダーDMR-BWT3000

パナソニックの3D対応ブルーレイレコーダーDMR-BWT3000
 


3D対応テレビ「TH-P54VT2」

3D対応テレビ「TH-P54VT2」


 

今までとどう違う? 「Blu-ray 3D」

多くの3Dシステム同様、「Blu-ray 3D」でも左右の目に異なる映像を見せ、それを高速に切り替えることで、映像が立体的に見えるようにしています。

さて、今までのブルーレイが1080i形式、つまりはインターレース映像を収録しているのに対して、3Dでは左右の目のための映像をそれぞれ1080p、つまりプログレッシブ映像で収録しています。

これは3Dでは左右の映像を高速に切り替えるため、ただでさえちらつきやすいインターレースではクリアな映像を見せるのが難しいためではないかと思います。


メニューと字幕も3D表示に

「Blu-ray 3D」対応機器は3D表示のために強力なハードウェア性能を持つため、Blu-ray 3D規格ではメニューの表示に関しても強化され、ディスクコンテンツのナビゲーションも3D表示となり、さらに3D ビデオ映像への3D 字幕の表示ができるようになっています。


映像圧縮方法も変わった

従来のブルーレイディスクではMPEG2形式とMPEG4AVC形式の映像圧縮がありましたが、「Blu-ray 3D」ではMPEG4AVCを拡大したMPEG4MVC(Multiview Video Coding)規格で映像を圧縮しています。

これは左右の目のために今までよりも多くのデータを圧縮しなければならないためです。左右の目のための約2倍のデータを収録する必要がありながら、データ量は従来の2Dの場合の50%増程度で圧縮します。これは左右の映像の重複部分を効果的に使う圧縮方法MVCのおかげです。


今までのBDプレイヤーではどうなる?

この「Blu-ray 3D」ディスク、つまりMPEG4MVC映像は、従来のブルーレイディスクプレイヤーでも1080pの映像として再生できる互換性を保っています。

なお、2010年内までにはゲーム機のプレステ3でもこの「Blu-ray 3D」映像が再生できる予定です。

 

【関連サイト】
パナソニック DIGA




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