ボランティアを成功させるセリフ
高齢者を介護する仕事もあります |
Hi. I'm Yuriko. How are you?.
(ハイ。アイムユリコ。ハウアーユ/こんにちは。ユリコと言います。お元気ですか?)
I'm from Japan. I'm happy to be here with you.
(アイムフラムヂャパン。アイムハピートゥビヒアウィズュー/日本から来ました。ご一緒できてうれしいです)
日本の人は「顔を見れば外国から来た人間だとわかってもらえるはず」と思いがちですが、海外にはアジア系の人もたくさん生活しているので、その土地に慣れていない外国人だと理解してもらうには、I'm from Japan.(日本から来ています)とちゃんと言っておいたほうがいいでしょう(I'm Japanese.だけだと、現地で暮らしている日本人だという可能性もあります)。
また、ひとまず与えられた仕事をこなそうと考える人は多いかもしれませんが、1、2週間という短い期間では、自分の興味がある仕事をしないままに終わってしまう可能性があります。最初からこんなふうに、自分のやりたいことを伝えておいたほうがいいでしょう。
I'm interested in animals and plants. I'd like to take care of things like that.
(アイムインタレスティディンアニマルズァンプランツ。アイドライクトゥテイケアロヴスィングズライクザト/動物や植物に興味があります。そういうものの世話がしたいんです)
I' d like to work in a nursery school.
(アイドライクトゥワーキナナーサリースクール/保育園で働きたいんです)
外国、特に欧米では、ダメでもともと、やりたいことはとりあえず言ってみるという風潮があるので、こう言ったからといってナマイキだと思われたりすることはありません。逆に希望が通らなくても、あまりガッカリしないように。誰もが自分のやりたいことをアピールしているのですから、あなただけ特別扱いではなかった、というだけのことです。
また、今のところボランティアでは子どもや高齢者、病人などのケアをする仕事が多いので、そういった人たちに接するための表現も覚えておきましょう。
Hi. How's everything?
(ハイ。ハウズエヴリスィング/こんにちは。ご不便はありませんか?)
You look great today.
(ユールクグレイトゥデイ/今日はとてもお元気そうですね)
Please let me know if you need any help.
(プリーズレミノウイフユーニーデニヘルプ/お手伝いが必要なときは言ってください)
例え毎日顔を合わせる相手でも、You look great.(お元気そうですね)のように相手の様子に言及し、会話をポジティブな方向に持っていくのが基本です。日本人は正直(?)なのか、元気かどうか聞かれるとI'm tired. I didn't sleep well.(よく眠れなかったので疲れています)のように答えてしまったりしますが、あいさつはあくまでその場の雰囲気を盛り上げるための儀式なので、本当に病気だったりしないかぎり、great とかfineといった言葉を使って明るくやりとりするようにしましょう。
それでは、次回後編で、ボランティア中に困ったときの会話、トラブル発生時の表現などをお伝えします。
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