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英語で活躍、海外でボランティア!

海外で1、2週間気軽にボランティアが体験できるようになりました。貴重な経験を充実させるための英語表現を見につけていきましょう。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

「海外ボランティア」というと、以前は未開の地に何カ月も滞在して……というイメージでしたが、今では行き先国はさまざま、1週間程度から気軽に参加することができます。ただし、何をするにも必要最低限、英語でコミュニケーションが取れたほうがいいですね。今回は、ボランティアで役立つ英語表現をご紹介します。

子どもと遊ぶボランティアも!

保育
保育所でのボランティアは人気の的
まずvolunteer(ボランティア)という言葉についてですが、日本語で「ボランティア」と言うと、「報酬をもらわずに働くこと」といったイメージが強いようです。ところが英語では「自発的に何かをする」「志願してやる」という意味。「人に言われてやるのではなく、自分から進んで社会の役に立つことをする」というニュアンスだということを、ぜひ忘れないようにしてください。

ボランティア・プログラムは、日本のボランティア団体などで紹介してもらうことができますが、自分のやりたい仕事を英語で何と言うか、知っておいたほうがいいですね。海外でのボランティアには、例えばこんな仕事があります。

nursing(介護・看護)
child-care (保育)
working at orphanage(児童養護施設での仕事)
animal protection(動物保護)
forest protection(森林保護)
farm work(農作業)
Japanese teacher (日本語教師)
gardening(庭の手入れ)
office work(事務)

ボランティア団体のオフィスで電話番をしたり資料整理をしたり、といったこともあるので、office work(事務)の可能性もあるわけです。

英語力が問われることもありますが、多くの仕事は、健康でやる気がある人なら、誰もが参加できるものです。ただし、自分にとって得意な仕事であることをアピールしておけば、相手もあなたに仕事をまかせやすいかもしれません。その際に必要なのは、こんなことです。

qualification(資格)
cook(調理師)やnurse(看護師)のqualificationを持っている人は歓迎されそうですね。ぜひresume(履歴書)に記載したり、英文のcertificate(証明書)を用意しておいたりしましょう。

experience(経験)
学校で習ったことがある、アルバイトでやってみたことがあるなど、ちょっとした経験が信頼される理由になることも。2 years experience as a home teacher(2年間家庭教師の経験あり)といったことも、立派にeducation(教育)分野での経験になります。

requirements(要件)
自分の希望を伝えるだけでなく、相手が必要としていることもきちんと理解しなければなりません。be good in physical condition(健康であること)、work hard(一生懸命働くこと)といった常識的な話のほかに、22 years old or over(22歳以上)、a minimum of 2 weeks(最低限2週間)といった制限があるかもしれないので、プログラム選択時には、きちんと確認するようにしましょう。

それでは、いざ現地へ行ったとして、どんなことを言えるようになっていればいいのでしょうか。次のページで、役に立つセリフをお教えしましょう。

>>ボランティアを成功させるセリフ
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