Noを使わず「ダメ」と言うには?
空港の掲示に注目!英語の勉強になります |
~is prohibited(~は禁止されています)
~ is not allowed(~は許されていません)
Please refrain from ~(~は避けてください)
例えば、イスタンブールの空港にあったこんな表示、どんな意味だと思いますか?
Passengers are not allowed on the luggage conveyer.
luggage conveyerとは、荷物が出てくる回転台のこと。直訳すると「乗客は、荷物台の上にいることは許されていません」。「乗らないでください」という直接的な言い方にせず、こんな回りくどい言い方をすることで、丁寧さを出しているのです。面白いですね!
NoやDon'tを使わない禁止と言えば、これもよく見かけるものの一つ。
Keep off the grass.
日本語ならgrass(芝生)に入らないでください、と言うところを、英語ではkeep off(<芝生に>入らないままでいて)と表現しているのです。
ちなみに「立入り禁止」はNo Entryとはっきり書いてあることもありますが、Restricted Area(制限されているエリア)、Authorized Personnel Only(関係者のみ)なんていうものものしい表示になっていることも。
こういった、禁止するときにNoやDon'tを使わないとか、丁寧にするために回りくどく言うといったテクニックは、会話のうえでも結構参考になります。今度旅行するときは、公共の場の掲示文に注目してみてください!