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英語で決断を迫られたら?

Window or aisle?(窓側の席ですか、通路側の席ですか)なんて、何かと選択を迫られることの多い海外旅行。ときどき「どっちでもいーです」なんて思っちゃいますよね。そんなときに使える便利な表現をお教えします。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

海外旅行をすると、Window or aisle?(窓側の席ですか、通路側の席ですか)、With cheese or bacon?(チーズ入れますか、ベーコンですか)など、何かと選択を迫られることが多いですよね。選択肢は本当はたくさんあったほうがいいのだろうけれど、慣れない日本人にとっては、ちょっと面倒くさいことも。優柔不断な人でもうまく切り抜ける方法をご紹介しましょう。

「どっちでもいい」って言いたい!

table
どこのテーブルでもいいかなっていうとき、ありますよね
■Q 街角のカフェで、"A table near the garden or street?"(庭のそばのテーブルがいいですか、それとも通りのそばですか)と聞かれました。どちらもそんなに変わらないような気がしたんですが、こういうときってやっぱり、自分で決めないといけないんでしょうか。「どっちでもいいです」って言うには、どうしたらいいんですか。

■A 海外、特に欧米に行くと、しょっちゅう「○○がいいですか、××がいいですか」と聞かれているような気がしますよね。これに答えられないと、コーヒーもサンドイッチも買えないくらいです。

西洋社会では、選択肢をもうけるのは「相手に決定権を与える」というへりくだった気持ちの表れ。さらに、相手の生まれ育った環境や信条に配慮していることにもなるので、本来とってもいいことなのです。

だから、できればそのつど何がいいか自分で決めていけるといいのですが、「相手のほしいものを黙って推し量る」というサービスに慣れている日本人には、どうもやりづらいのも事実。サンドイッチにチーズを入れるか入れないかはさすがに自分で決めなければなりませんが、カフェで座る場所くらい、「どっちでもいいです」という気分のことがありますよね。そんなときは、こう言ってしまって大丈夫です。

■Either is OK.
(イーザーイズオウケイ/どちらでもいいです)

eitherは「どちらか」または「どちらも」といった意味の語で、一見使いにくいのですが、実はあたりさわりのない返事を好む日本人には、とっても便利な表現。次のページで、このeitherの使い方をちょっと見ていってみましょう。
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