「どっちでもいい」って言いたい!
どこのテーブルでもいいかなっていうとき、ありますよね |
■A 海外、特に欧米に行くと、しょっちゅう「○○がいいですか、××がいいですか」と聞かれているような気がしますよね。これに答えられないと、コーヒーもサンドイッチも買えないくらいです。
西洋社会では、選択肢をもうけるのは「相手に決定権を与える」というへりくだった気持ちの表れ。さらに、相手の生まれ育った環境や信条に配慮していることにもなるので、本来とってもいいことなのです。
だから、できればそのつど何がいいか自分で決めていけるといいのですが、「相手のほしいものを黙って推し量る」というサービスに慣れている日本人には、どうもやりづらいのも事実。サンドイッチにチーズを入れるか入れないかはさすがに自分で決めなければなりませんが、カフェで座る場所くらい、「どっちでもいいです」という気分のことがありますよね。そんなときは、こう言ってしまって大丈夫です。
■Either is OK.
(イーザーイズオウケイ/どちらでもいいです)
eitherは「どちらか」または「どちらも」といった意味の語で、一見使いにくいのですが、実はあたりさわりのない返事を好む日本人には、とっても便利な表現。次のページで、このeitherの使い方をちょっと見ていってみましょう。