トラベル英会話/トラベル英会話アーカイブ

ハリポタで英会話のヒントを見つけた!

ついに最終巻が発売され、映画も5作目が公開されたハリー・ポッター・シリーズ。列車に乗ってホグワーツ魔法学校へ旅立つ姿はすでにおなじみ。そんなハリポタの原書から旅行に役立つ英語を学んでしまいましょう!

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

ついに最終巻が発売されたハリー・ポッターシリーズ。映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」も公開され、昔読んだハリーの本を引っ張り出している人も多いのでは? ご存じのようにハリーは毎年ロンドンからホグワーツ特急に乗って魔法学校へと向かいます。原書に目を通すと、旅行に役立つ表現がいっぱい。その一部をこちらでご紹介しましょう。

「9と4分の3番線」を英語で言うと?

Harry Potter
「賢者の石」はPhilosopher's Stone(アメリカではSorcerer's Stone)
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』で、ハリーは初めて魔法学校に向かうことになりました。ホグワーツ特急のチケットを手にしたハリーは、こう言っています。

■ I just take the train from platform nine and three quarters at eleven o'clock.
(11時に9と4分の3番線から列車に乗ります)

聞いたことのあるやさしい単語ばっかりですね!「電車に乗る」はtake a(the) train、「~番線から」はfrom platform ~で、at ~(~時に)は文の最後につけます。

さて、無事9と4分の3番線にたどりつくと、重い荷物を抱えながら、自分で席を見つけなければなりません。

■ The first few carriages were already packed with students.
(最初の数両はすでに生徒たちでいっぱいでした)

イギリス英語では「車両」はcarriage、アメリカ英語ではcarまたはcoachと言います。「~でいっぱいだった」はfilled with ~でもいいのですが、packed with ~と言うと、「~でぎゅうぎゅう詰めだった」という感じが出ます。

ヨーロッパの駅では、ホームから列車の窓を見て空席を探したりするので、ハリーもホームをどんどん進んでいきます。

■Harry pushed his trolley off down the platform in search of an empty seat.
(ハリーはカートを押してホームを歩き、空席を探しました)

空港でも使われる「カート」(手押し車)は、イギリスではtrolleyと言います(アメリカではcartでOK)。push ~ off down ...は「~をぐいぐい押しながら…を進む」という感じでしょうか。push offだからといって、「押して離す」という意味ではないので、要注意!

さて、列車の中に入ると、いよいよ親友となるロンとの旅が始まります。次のページで、列車の中で役立つ表現を見ていきましょう。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます