baggage claimのクレームとは
baggage claimのくるくる回る部分をcarouselと言います |
■sightseeingはサイトを見ること?
「サイトシーイング」と音だけ聞くと、site(サイト/場所)をseeing(シーイング/見ること)だと思ってしまうかもしれませんが、この場合はsight(サイト)です。これは通常「視界」という意味で、それが「景色」「名所」という意味にもなり、そこで、sightをseeingすることが「観光」となるわけです。
■baggage claimって、クレームをつけるところ?
空港で、機内に預けた荷物を受け取るところを、baggage claim(バギジクレイム)と言います。「claimっていうけれど、クレームつけたことないなあ」なんて思っている人はいませんか? 英語のclaimは「要求する」「正当な権利を主張する」という意味なので、baggage claimは、「これは私の荷物です」と主張して荷物を取っていくところなんですね。ちなみに英語では「文句を言う」はclaimではなくcomplainという動詞を使います。
■shuttle busは「速いバス」?
space shuttle(スペースシャトル)っていう宇宙船があるくらいだし、shuttle bus(シャトルバス)ってやっぱり、空港とホテルの間をハイスピードで結んでいるから? …なんて思ってたりしないでしょうか。shuttleは「2地点間を行き来する」という意味。つまり、空港とホテルの間を往復しているから、shuttleなのです。スペースシャトルも、宇宙と地球の間を往復するからshuttleなんですね。
■platformは「プラットホーム」?
「駅のホームは、英語ではプラットホームって言うんだよ」なんて、言ってたりしませんか? それじゃ、plathome(家の区画? 存在しない語)になってしまいます…。英語ではplatformといい、コンピューターのシステム環境などを指す「プラットフォーム」と同じ語です。
いかがでしょうか。なかなか成り立ちがわかりにくい語もありますが、辞書を引けばすぐに意味がわかるものもありますね。今度アレ? と思うことがあったら、ぜひ辞書で確認してみましょう!