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チェキラの「キラ」って、そういえば何?!(2ページ目)

一つ一つの単語の意味がわからなくても、何となく「そう言うことになっているから」と使っている表現がありますよね。でも、それって本当はどういう意味?よく使われる表現から見て行きましょう。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

baggage claimのクレームとは

baggageclaim
baggage claimのくるくる回る部分をcarouselと言います
a little bitのbit、check it outのitやoutなど、意外にわからない日常会話の表現の成り立ち。ここでは、普段何となく使っているけれど、実はよく意味をわかってないかもしれない言葉について見ていきましょう。

■sightseeingはサイトを見ること?
「サイトシーイング」と音だけ聞くと、site(サイト/場所)をseeing(シーイング/見ること)だと思ってしまうかもしれませんが、この場合はsight(サイト)です。これは通常「視界」という意味で、それが「景色」「名所」という意味にもなり、そこで、sightをseeingすることが「観光」となるわけです。

■baggage claimって、クレームをつけるところ?
空港で、機内に預けた荷物を受け取るところを、baggage claim(バギジクレイム)と言います。「claimっていうけれど、クレームつけたことないなあ」なんて思っている人はいませんか? 英語のclaimは「要求する」「正当な権利を主張する」という意味なので、baggage claimは、「これは私の荷物です」と主張して荷物を取っていくところなんですね。ちなみに英語では「文句を言う」はclaimではなくcomplainという動詞を使います。

■shuttle busは「速いバス」?
space shuttle(スペースシャトル)っていう宇宙船があるくらいだし、shuttle bus(シャトルバス)ってやっぱり、空港とホテルの間をハイスピードで結んでいるから? …なんて思ってたりしないでしょうか。shuttleは「2地点間を行き来する」という意味。つまり、空港とホテルの間を往復しているから、shuttleなのです。スペースシャトルも、宇宙と地球の間を往復するからshuttleなんですね。

■platformは「プラットホーム」?
「駅のホームは、英語ではプラットホームって言うんだよ」なんて、言ってたりしませんか? それじゃ、plathome(家の区画? 存在しない語)になってしまいます…。英語ではplatformといい、コンピューターのシステム環境などを指す「プラットフォーム」と同じ語です。

いかがでしょうか。なかなか成り立ちがわかりにくい語もありますが、辞書を引けばすぐに意味がわかるものもありますね。今度アレ? と思うことがあったら、ぜひ辞書で確認してみましょう!
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