あいづちは必ず打つべし!
「バス停」は英語でbus stop |
(バス乗り場で他の客に話しかけられて)
A: The bus is not coming at all. What should we do? I hope we can catch a taxi but I don't see any around here. Maybe we should wait a while longer.
(バス、全然来ませんね。どうしましょう。タクシーがつかまるといいんですが、この辺で見つからないんですよ。もうしばらくここで待ったほうがいいんでしょうね)
B: Right.
(ライト/そうですね)
(ホテルのフロントで)
A: OK, you're staying for two nights in a twin room. You'll be able to enjoy a great view in the morning. You can see the big ocean right in front of you.
(ツインのお部屋に2泊ですね。朝は素晴らしい景色が楽しめますよ。目の前に大きな海が広がっているんです)
B: Good. Which floor?
(グド。ウィチフロア/いいですね。何階ですか)
2つ目の例ではWhich floor?と言葉を返していますが、ここでもう一つ大切なことがあります。それは、「自分が言いたいことがあるときも、まずあいづちを打ってから」ということです。
英語の会話の基本的パターンは、例えばこんなふうになっています。
A: 1) 自分の言いたいことを話す
↓
2) いったん止めて相手の反応をうかがう
↓
B: 1) 相手への反応を返す(Right.やGood.など)
↓
2) 自分の言いたいことを話す
日本語では相手の言うことに賛成であるとき、納得がいくと思うときは、特に反応を返さずに先に進んでしまうことがありますが、英語ではこのBの1)の部分がないと、相手は「あれ、私の言ったことは本当にちゃんと理解してもらえたんだろうか」と不安になってしまうのです(前ページでご説明したように、うなずくだけではダメなのです)。
実際にはあまり難しく考えなくても、相手の話の切れ目にRight.やOK.をしっかりはさんでいくことで、会話は何となくスムーズに進みます。言い方にはいろいろありますが、結局はただのあいづちなので、Right.でもGood.でもOK.でも、細かい違いにこだわる人はいません。
「どうもコツがうまく飲み込めない」という人は、今度英語のテレビや映画のやりとりをよく見てみましょう。繰り返しになりますが、ポイントは以下の2つです。
・あいづちは、相手の話が切れたところで打つ。
・自分に言いたいことがあるときも、まずは相手の話にあいづちを打つ。
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