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レストランで英語でクレームをつけたい!

料理が冷めていたり頼んだものと違っていたり、楽しみにしていたレストランでガッカリ…ってありますよね。そこであきらめてしまわず、しっかり英語でクレームをつけてみましょう。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

「頼んだものと違う!」「料理が冷たくなってる…」楽しみにしていたレストランでがっかりさせられることって、ありますよね。こんなとき黙ってがまんしてしまうのは、日本人ならでは。欧米ではサービスに対してクレームをつけるのは、ごく普通のことです(つまり、相手もそれほど気にしません)。コツを覚えて、スマートに文句を言ってみましょう。

strangeじゃ通じない?

sale
claimは「主張」。「クレームをつける」はcomplainと言います。
待望のスペイン旅行に出かけたサチさん。今晩はいよいよ地元のレストランで、楽しみにしていた本場のパエリアです。でも、思っていたのとどこか違うような……サチさんは、思い切ってウェイターさんに声をかけてみることにしました。

■見つけてみよう! どこが間違い?
サチ:Excuse me. This paella is strange.
ウェイター:Strange? How?
サチ:Ah ... different from Japan.
ウェイター:Yes. Our dishes are different from Japanese.
サチ:And this ... shell doesn't smell good.
ウェイター:You mean the smell of the garlic?

■会話を診断します!
サチ:Excuse me. This paella is strange.
This paella is(このパエリアは)と切り出しているところはいいのですが、strange(変です)というところがあまりに漠然としすぎています。そこで次にウェイターさんが、How?(どのように?)と聞いているのですね。

サチ:Ah ... different from Japan.
サチさんとしては、かなり勇気を振り絞ったのだと思いますが、結局different from Japan(日本と違う)というあいまいな表現に逃げてしまいました。こげているとか塩がききすぎとか、マイナスな意味を持つことでも、はっきり口にしないといけないですね。

サチ:And this ... shell doesn't smell good.
貝のにおいがよくないということを言いたかったようですが、shellでは「貝殻」になってしまうので、話が通じていません。ウェイターさんは「the smell of the garlic(ニンニクのにおい)のことですか?」なんて言っていますが、こんなやりとりを続けているうちに、反論できなくなってしまいそうですね。

⇒それでは、上手にクレームをつける方法を見てみましょう。
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