strangeじゃ通じない?
claimは「主張」。「クレームをつける」はcomplainと言います。 |
■見つけてみよう! どこが間違い?
サチ:Excuse me. This paella is strange.
ウェイター:Strange? How?
サチ:Ah ... different from Japan.
ウェイター:Yes. Our dishes are different from Japanese.
サチ:And this ... shell doesn't smell good.
ウェイター:You mean the smell of the garlic?
■会話を診断します!
サチ:Excuse me. This paella is strange.
This paella is(このパエリアは)と切り出しているところはいいのですが、strange(変です)というところがあまりに漠然としすぎています。そこで次にウェイターさんが、How?(どのように?)と聞いているのですね。
サチ:Ah ... different from Japan.
サチさんとしては、かなり勇気を振り絞ったのだと思いますが、結局different from Japan(日本と違う)というあいまいな表現に逃げてしまいました。こげているとか塩がききすぎとか、マイナスな意味を持つことでも、はっきり口にしないといけないですね。
サチ:And this ... shell doesn't smell good.
貝のにおいがよくないということを言いたかったようですが、shellでは「貝殻」になってしまうので、話が通じていません。ウェイターさんは「the smell of the garlic(ニンニクのにおい)のことですか?」なんて言っていますが、こんなやりとりを続けているうちに、反論できなくなってしまいそうですね。
⇒それでは、上手にクレームをつける方法を見てみましょう。