Hamburgは食べ物じゃない?!
Beer, please.じゃ通じない? 実は発音に問題が… |
これはもう昔からよく言われている、日本人の遭遇する典型的なミス。ウェイターさんがbeer(ビール)をbill(勘定書)だと思ってしまったんですね。アメリカでは「勘定書」はcheckですが、イギリスではbill。「beerはビールではなくビアと発音するといい」なんて言われますが、それがbillの音(ビウに近い)に似てしまった、というわけです。
■お水を頼んだらボトルが出てきてお金を取られた!
「さてはうまいこと買わされた?!」なんて思ってしまいそうですが、そうではありません。海外では、水道水と飲み水は別であることが多く、飲み水にはたいていお金がかかります。レストランでWater, please.(水ください)と頼むと、ミネラル・ウォーターのボトルが出てきて、しかもこれが炭酸入りだったりして、日本人にとってはもう、サイアクですね。
■ピーマンの料理を頼んだら激辛だった!
英語では「ピーマン」と「緑トウガラシ」をともにgreen pepperと呼びます。「赤ピーマン」と「赤トウガラシ」も、ともにred pepper。ピーマンが入っている料理だと思ったら、実は激辛料理だったいうこともあり得るのです。しかもpepperには「コショウ」という意味もあり、まぎらわしいことこのうえないですね。
■ハンバーグを頼んだのにハンバーガーが出てきた!
英語でhamburgと言ったら、それはドイツの街「ハンブルグ」のこと。ひき肉を丸く焼いたあの日本語の「ハンバーグ」は、英語ではhamburger steakと言います。注文のときにHamburg, please.と言ったら、普通それは「ハンブルグ」じゃなくて「ハンバーガー」のことだと思うでしょうねえ……。
■オレンジジュースを頼んだらコーヒーが出てきた!
ここで「やっぱり私の英語が下手だから……」と思ってしまうのは、日本人ならでは。これはどう考えても、注文を間違えているのです。日本でもたまにありますが、あいにく外国に行ったときのほうが、注文を間違われる確率が高いと思ったほうがよさそうです。
⇒それでは、注文の際に間違われないためのコツを見てみましょう。