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食器の使い方次第!おしゃれなテーブルコーディネートの盛り付け例

食器の使い方次第でおしゃれなテーブルコーディネートが完成します。普段使いの白いお皿や和食器を使って、おしゃれな盛り付け方のコツ、食器の使い方アレンジをご紹介します。食器のおしゃれな使い方を学び、普段の食卓にも取り入れてみてくださいね!

執筆者:長谷川 貴子

白い皿の食器でも使い方次第でおしゃれなテーブルコーディネートに

白いお皿でオシャレに見せるイメージ
白い皿に金の縁模様があるお皿を重ね、その上にちょっと贅沢に見える金色の貝の小物を置きました。小物の中にはお菓子が入っていてプチプレゼントとしてお持ち帰りいただきます。
白い皿はそれ自体にすっきりとしたオシャレな雰囲気があり、ほとんどの色や形の食器やクロスと合わせることができる使い勝手のいい食器です。今回はそんな白いお皿を使ってオシャレに見せる4つのテクニック、「絵模様洋皿を重ねる」「和食器を重ねる」「小さい器を重ねる」「ナプキンを置く」をご紹介します。全体のセッティングのやり方はテーブルコーディネート3大要素を参考にしてください。
 
<目次>
 

おしゃれになる食器の使い方ポイント1:絵模様の洋皿を重ねる

オリーブの実や葉の模様の皿のイメージ
白い皿と縁にオリーブの実や葉の模様がある皿。
白い皿にのせることでオリーブの実や葉までハッキリ見え、模様がある皿の美しさが際立ちます。また紺色のランナーを使ったので、下の白い皿の縁が強調され、全体のコントラストがすっきりします。皿と皿の間には傷ツキを防ぐために、レースペーパーや和紙を敷きましょう。

レストランでは、ゴージャスにおしゃれに見せるための演出でお皿を重ねることもありますが、家庭では演出のためだけではなく、レストランのように給仕をする人がいないので、料理がかわるたびにお皿を一枚一枚運んでセッテングする手間を省くためでもあります。料理を盛り付けた大皿を各自に回して取り分けます。上の皿で前菜を、メインの料理は下の皿でいただきます。食事中は、なるべく席を立たないですむようにするための工夫です。
 

おしゃれになる食器の使い方ポイント2:和食器と重ねる

 

蛸唐草模様の食器は四季を通して、洋食をはじめどんな料理にも合う使いやすい食器です。

白い皿の上に染め付け蛸唐草模様の和皿や漆器の椀をのせます。モダンな白い洋皿と伝統的な和食器の組み合わせが、思った以上にマッチし、オシャレに見えます。和食器だからといって、和食にしか合わないということはありません。洋、和、中、エスニックなどどんなお料理にも使えます。ただ、汁が多い料理には皿より少し深めの鉢やお椀を使ったほうがよいでしょう。
 
食器の使い方次第!おしゃれなテーブルコーディネートの盛り付け例

     漆器のお椀の色は黒、クロスがグレーなので、ポイントに朱塗りの箸と朱色の箸置きを使いました。

和食器のお皿の中には、ナイフを使うことを想定していないデリケートなものも多いので、ナイフを使わなくてすむよう料理はあらかじめ食べやすい大きさにカットしておきましょう。高価な手書きのお皿やアンティークの和食器には、箸を使うことをおすすめしま す。 漆器のお椀を置いてみましょう。白<と黒のコントラストがきれいで、漆器の持つ伝統美により、凛とした和の雰囲気がテーブルの上に生みだされます。前菜や汁物、スープなど和洋の料理を箸でいただきます。
 

おしゃれになる食器の使い方ポイント3:小さい器でワンプレートに

白い皿の上にお気に入りの小さな器をのせてみましょう。お皿と小皿を組み合わせるとカフェ風のコーディネートができます。
 
バレンタインデーのお食事にぴったりの器のコーディネートです。
洋食の肉料理のときは、ハート型の小さな器にマスタードやレモン、こだわりの塩を。デザートのムースやアイスクリームのときには、トッピングのチョコや果物、ジャム、ホイップクリームなどを盛り付けると、とても可愛いらしい素敵なコーディネートになります。白いハートの器のかわりに、赤やピンクなどの色つきのハートの器もカラフルで楽しさがあります。
 
小さな可愛い花の形の和の小鉢をのせます。
下の皿と小鉢には違う料理をのせます。小鉢には、汁の多い料理や豆腐のように柔らかい料理を盛り付けることができます。和洋折衷など自由な発想と組み合わせで料理の盛り付けができ大変便利です。
 
小さな和食器やガラス器をのせてみましょう。色や形が違う食器を選びます。
小さな和食器の小鉢やガラス器の3種類の器に小皿料理として、前菜3品を盛り付けます。前菜を食べ終わったら、下のお皿でメインの料理をいただきます。和洋折衷でも、また洋、中、エスニックなどどんなお料理にも使えます。3種類の器には、それぞれ違う素材や柄の器を選んで変化をつけて楽しんでみましょう。
 

おしゃれになる食器の使い方ポイント4:ナプキンで白い皿にアクセント

白いお皿の上に、ナプキンを置いてみましょう。ナプキンは実用的な用途ばかりでなく、コーディネートの色調を決めるポイントにもなります。クロスと同系色のナプキンを使えば、クロスの色が強調され、ひとつのイメージカラーとして全体をまとめられます。反対色を使えば、ナプキンの色がポイントとなり、テーブル上にアクセントをつけることができます。


 
ナプキンでオシャレにみせます。
「心にサプリ ランチのテーブルにうるおいを」というテーマで、全体を元気が出るビタミンカラーでまとめてあります。同系色のナプキンとナプキンリングで、黄色をポイントカラーとして強調しています。カジュアルなイメージのランチテーブルです。
 
ナプキンリングに緑の葉をさしてみましょう。
アイビーなど葉物を使うとナチュラルなイメージが簡単に演出できます。春には桃や桜の枝をナプキンの上に置くとか、秋には黄色いイチョウの葉を添えるだけでも、季節や自然を感じさせるオシャレなテーブルになります。クロスが赤いレンガ色なので、同系の茶色い木製ナプキンリングに反対色緑のルスカスの葉を差してポイントにします。
白いお皿を使ってオシャレに見せる食器使いの基本をご紹介してきましたが、ここで紹介したコーディーネートはほんの一例です。お手持ちの食器をいろいろ組み合わせて、自分流テーブルコーディネートをお楽しみください。白だけではなく、模様のある食器にもたくさんのオシャレなコーディネートの仕方があります。引き続き、楽しいテーブルコーディネートの世界をご案内していきます。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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