テーブルコーディネートが素敵なレストランはお料理がおいしいだけではなく、器やお料理の盛りつけ、お店の雰囲気やインテリア、サービス等にきめ細やかな心配りがされていて、豊かな気持ちでゆったりと食事を楽しむことができます。今回はコーディネートが素敵な中国料理、イタリア料理、フランス創作料理の三店をご紹介いたします。最初に伺ったのは中国四川料理の名店、重慶飯店の麻布賓館です。

 シノワズリー(中国趣味)のインテリアでコーディネート

絵画

中国の有名作家による絵画が飾られた食空間


お店のインテリアは、ヨーロッパで昔から人気のシノワズリー(中国趣味)のインテリアを取り入れ、選び抜かれたアンティーク家具を使い中国と西洋の伝統文化を現代風にミックス、とても居心地の良い空間を作っています。店内には絵画や、季節のお花が中国の真っ赤な大壺に飾られ、落ち着きと華やぎがあります。お客様にゆったりとお食事を楽しんでいただけるよう少人数のテーブルを多く配し、お料理はひと皿ずつ出されます。


中国料理に西洋スタイルのテーブルコーディネート

ヨーロッパのテーブルウエアを使っています

ヨーロッパのテーブルウエアを使っています


クロスは、アンダーが金色に近い金茶(キンチャ)色、イタリア製のきらきらと輝くゴールドのガラス皿に合っています。トップのクロスとナプキンは白です。テーブルウエアはヨーロッパのものを使い、ガラスの大皿の上には、フランスリモージュ焼のレイノー社の「クリストバル」という、柄が異なる珊瑚カラーのプレートが二枚、飾り皿としてセットされています。このセッティング自体がお店全体のインテリアの一部となっています。

クリストバルは、フランスのインテリアデザイナー、アルベルト・ピント氏によるデザイン。パナマ運河の大西洋岸に面した港の名前からきています。珊瑚を表わすルージュ色が全体にシックなデザインのポイントカラーに。この食器シリーズは、フレンチやイタリアンはもちろん、今回ご紹介した中国料理やエスニック料理にもおすすめです。箸も箸置きもフランス製で中国式に縦にセット、お水用のゴブレットのグラスはドイツ製です。箸の横右上には、中国製のレンゲも添えられています。

自宅で中国料理をいただく時に、お手持ちの洋食器を上手にコーディネートすると、中国と西洋のミックスが独特の雰囲気を醸し出し、オシャレ感がアップします。箸は縦にセットすると、中国料理のコーディネートとなります。


老舗が誇る名物料理

中国料理とワイン

中国料理はワインとも合います

いつもパワフルな唐寅料理長総指揮の元、高級食材のアワビやフカヒレを使ったお料理から、唐辛子や山椒をふんだんに使った四川料理の王道「麻婆豆腐」や、「坦々麺」もおすすめです。辛い料理が苦手な方のためのメニューも豊富です。飲み物は紹興酒の他に、ソムリエの大森威典さんによるワインのセレクションも充実しています。




取材協力:重慶飯店 麻布賓館
港区西麻布3-2-34西麻布ヒルズ1階
TEL::03-5771-3680