・・・INDEX・・・■ 夫にだって悩みはあるのです■ して欲しいことは具体的に言わなければ伝わらない■ 魔法のノート、ハニー・ドゥ・リストを作ってみよう!
夫にだって悩みはあるのです
少し前のことになります。子育て雑誌の編集長とシンポジウムで同席する機会がありました。この日のテーマは「家事・育児の分担」。子育て真っただ中世代の夫婦に取ったアンケートの内容を聞いて、思わず微笑むと同時に、つらい気持ちにもなりました。夫の本音の部分に寄せられたのは、圧倒的にこんな声が多かったのです。「手伝いたい気持ちはあるけれど、何をしていいのかわからない。妻は何もしなければ機嫌が悪くなるけれど、下手に手を出しても文句を言う。彼女はいつも怒っていて、機嫌ばかりを伺ってしまうんです」。
今の20代、30代の男性の中には、家事も育児もあまり抵抗なく手を出せる人が増えてるようです。とはいえ、家事育児の支配力は圧倒的に女性側にあるのも確か。「夫が家事をしない」という悩みの背景には、男性側だけの問題ではなく、女性側の受け止め方、伝え方の問題があることも。
女性が一方的に、夫に家事育児を手伝わせたいと考える前に、どうしたら夫婦で楽しみながら作業をシェアできるのか、夫婦で話し合うこともとても大切な作業なのです。
ガイドは、夫婦間での家事のシェアで一番大切なことは「して欲しいことは具体的に言葉にして伝える」ことだと考えています。次のページで、具体的にお話していきましょう。