ギャップを埋めるのは想像力「夕食の会話は昼間に一人で家事をしている義母を想像するように心がけます」 |
上手なお任せ家事は相手の立場を想像すること
---お義母様との暮らしが上手くいっているようですが、どこに気をつけていますか?「夫婦とも帰宅時間が遅く義母は専業主婦という風に、生活時間にズレがあるのは初めから承知なので、その点は今のところ問題はありません。
上手くいくコツは、相手の立場を想像し、思いやることではないでしょうか。自分の想像することと義母の想像することにはギャップがあります。夫婦とも帰宅が遅くなる日が多いので義母は寂しいかもしれないし、ピカピカに磨いてくれても誰も気付いてあげれないかもしれない。
ひとつは言い方にバリエーションをもたせて、もちあげること。夕食のときは義母は日々のことをずっと話しています。一日一人で過ごしているので、たとえ疲れていても、親身になって聞くよう努力しています。家事の殆どをやってもらっているという引け目もありますが」。
自分の領域をもっと増やしていきたい
---では敢えて「もっとこうしたい」という部分はありますか?「家事のなかで、自分でやる領域をある程度増やしたいと思っています。夫にもやってほしいし。義母の完璧な家事を目の当たりにしているのでプレッシャーもありますが、何でも経験することで人として成長できると思うので、将来は一通りきちんとできるようになっていたいですね。
今はよくても、今後子どもができたときなどを考えると、そのときになってもめるより、今から何かはじめておきたいと思います」。
ここまで「同居」の部分についてお話を聞きましたが、夫婦のコミュニケーションについてはどうでしょう?次ぺージでうかがいます。 >>次ページ