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電子レンジ活用術vol.5 ~ラップのこと~ 電子レンジで使えないラップ?

忙しい人の味方、電子レンジ。活用法シリーズvol.5は、使わないほうがよいラップや、ラップを使ったほうがいい時わるい時などラップのことをチェックしてみましょう。

執筆者:毎田 祥子


電子レンジに使えないラップ?!

トマト
忙しい人の家事は楽しくかしこくスピードアップ
クッキングを楽しくかしこくスピードアップするワザはどんどんとりいれたいですネ。電子レンジはまさに忙しい人の味方です。

「共働きの家事」ではこれまでに、Vol.1『調理が早くなる!電子レンジ活用術』Vol.2『電子レンジの加熱ムラをなくす』Vol.3『電子レンジの裏ワザ集』Vol.4『電子レンジの下ごしらえマジック』をお届けしています。

シリーズvol.5は「ラップ」。電子レンジクッキングのときに、使ったほうがよいとき悪いときや、使わないほうがよいラップのことをチェックしておきましょう。


ラップを使うとき、使わないとき

電子レンジでラップは大活躍。茹でたり、蒸したりするときにはラップを使うと効果的です。ただし、汁物や煮物など、しっかり味付けされたものは、かけたラップの端をすこし開けてスタートします。そうしないと、中の温度が上がりすぎてラップが破裂してしまうことも!

また、揚げ物や焼き物などはラップをせずに加熱したほうが、しあがりがサクサク、パリっとなります。また、シチューなどトロみのあるものも、ブクブクふきこぼれてしまいやすいので、ラップをかけず短めに加熱します。


ラップ入りお料理!?

電子レンジで温めたりクッキングをしたりすると、特に油や砂糖をふくむ場合は、食材の温度がとても高くなります。

このときピッチリとラップして電子レンジにかけると、ラップが破れたり、ひどいときには溶けてしまったりすることがあります。ラップ入りのお料理なんて食べたくありませんよネ。


レンジには耐熱温度140度以上のラップを!

ラップにも様々な素材があって、下の表のように素材によって耐熱温度がちがいます。

電子レンジに使うラップは耐熱温度140度以上のものが望ましいといわれているので、油を使ったものなどを加熱するときにはご注意を。

ラップの包装箱のウラにはかならず、素材や耐熱温度が表示されているので、買うときにはチェックしてみましょう!最近は、電子レンジ向きにつくられた製品もありますヨ。



ラップの素材耐熱温度
ポリ塩化ビ二リデン140度
ポリエチレン110度
ポリ塩化ビニル130度
★最近はこのほか、電子レンジ向きに耐熱温度の高いものも販売されています。耐熱温度の高い素材(ポリメチルペンテンなど)や、これまで使われていたものを組み合わせた3層、5層構造のものなどがあります。



ラップは使い分けがいいみたい

耐熱温度のことだけを考えれば、レンジ向きのを選ぶのが一番のようですが、素材によって「冷蔵庫で長持ちしやすい」「環境にやさしい」など特徴があるので、ラップにこだわってみるのも、おもしろいですね!



家事の時間をカットできるワザはどんどんとりいれたいけれど、安心なことがいちばん大事。かしこく効率アップしてまいりましょう!


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