消費生活アドバイザー
現在日本ケロッグ(株)広報室でPRマネージャーを務める井出留美さん
「資格で輝く女性vol.12」は「消費生活アドバイザー」資格を活かし、現在日本ケロッグ(株)広報室で活躍されている井出留美さん(以下、井出さん)に、その資格の魅力について伺いました。

この資格は経済産業大臣認定の公的資格で「企業と消費者のパイプ役」と一般的にいわれています。昭和55年に第1回目がスタートし、合格者も1万人を超えました。年に一度実施され、例年10月に第1次試験(筆記試験)、11月に第2次試験(論文、面接)が行われます。合格率は19.1%(平成17年度)という20%を切る難関ながらも合格者の約半数を女性が占める資格試験です。合格後、実務経験がない場合は実務講習を経て、消費生活アドバイザーの称号の付与されることになります。

それでは、まずは、井出さんのプロフィールをご紹介します。
<井出留美さんプロフィール>
奈良女子大学家政学部食物学科卒業
同年 ライオン(株)家庭科学研究所に就職
1994年 消費生活アドバイザー資格試験 合格
 同年 青年海外協力隊へ参加、フィリピンへ
1997年 日本ケロッグ(株)入社、結婚
2001年 女子栄養大学大学院入学
2006年 博士号(栄養学)取得
現在、日本ケロッグ(株)広報室課長・栄養PRマネージャー

<参考サイト>
日本ケロッグ(株) 
エフシージー総合研究所 わたしの朝ご飯

それでは、インタビューのスタートです。
ガイド:「消費生活アドバイザー」資格を取得したのは、どのようなきっかけがあったのですか?
井出さん:取得したのは1994年で、かれこれ10年以上前になります。当時勤めていた会社で、退職を決意した時、将来に備えて資格取得を決意しました。

ガイド:なるほど。その当時はどのようなお仕事をされていたのですか?また、数ある資格の中で「消費生活アドバイザー」を選んだ理由があれば教えて下さい。
井出さん:ライオン(株)家庭科学研究所で「スキンケア商品」に関する商品評価や研究に携わっていました。そのなかで、企業とお客様の中間に位置する職場で、先輩女性も「消費生活アドバイザー」資格を取得していたことから一番身近な資格でした。

ガイド:「消費生活アドバイザー」の役割の1つとして消費者の意見や消費者動向を的確に把握して、商品サービス等の開発、改善に反映させるということがあります。まさに、そのような環境にあったといえそうですね。資格試験対策はどのようにされましたか?
井出さん:通信教育を受講し、試験を受けました。学習した内容は、衣食住に関わる分野ですから、大学でも学んだ内容でした。女性には身近な内容で取り掛かりやすいのではないでしょうか。

ガイド:合格後、「消費生活アドバイザー」としてブラッシュアップをされていますか?
井出さん:この資格は更新制で有効期限は5年。その間に必要な単位を取得しなくてはなりません。私は年に1度、講習をうけるようにしています。講習では、最新の情報も得ることができます。

―「消費生活アドバイザー」資格は一度合格すれば一生保持できる資格ではありません。資格の更新制は、合格者の質を維持し、また高めるため良いこととは思いますが、当事者に計画性と継続的な努力が求められます。

「消費生活アドバイザー」資格は井出さんにとって、実際にどのように役だったのでしょうか?次ページへ