シンプルライフ/モノを減らす・片付ける

捨てても売ってもどういうわけか増殖し続けるもの 服の数を減らしたい!(3ページ目)

本とともに、増え続けるモノの筆頭にあげられるのが服。服さえ少なければうちはシンプルなのに‥‥? 服の増殖を抑え、着回しシステムを構築する買い物法とは!?

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

◆服は色で限定する

以前、カラーコーディネーターさんのお話を伺ったことがあります。そのお話は、「色がいかに人を魅力的に見せる力があるか」についてのもので、それはそのまま「いかにして着るものを限定していくか」に通じるお話でした。

「似合う色は、その人をリッチに見せるんです。その人自身もそうなんですが、着ている服の素材も、1ランクも2ランクも上に見えるんですよ。たとえノーブランドのシャツやセーターでも、似合う色を選べば、ブランド物以上の効果があります。逆の場合は悲惨ですけど」

「似合う色とは結局、その人の肌色や瞳の色にマッチする色のこと。肌映りがいいと、瞳に映りこむ光の量が増えるんです。だから、生き生きとして、若々しく見えますし、視点が顔に集まるため、体型の難点にも目が行きにくいですよ」

「全身をベストカラーで覆う必要はなく、顔に近いところにもってくるだけでもOK。トップスだけ、あるいは首に巻くスカーフやマフラーだけ、もっと言えばピアスと口紅だけでも、似合う色を選べば、印象がまったく違ってきます」

ちょうどそのお話を聞いた後、今度はフラワー関係のお仕事をしている方のお話を聞く機会がありました。お仕事柄か、とてもセンスのいい配色のお洋服とアクセサリー。どれも、その方にとても似合うんです。思わず「お似合いですね」と言ったら、「実は、専門家に見立ててもらったベストカラーなんです」という返事が返ってきました。

ほんとうに似合う色があれば、それを自分のベースカラーにし、着るものは、その色に合う2~3色に限定してしまってはどうでしょう。それがあなたの「自分色」というわけです。もちろん、靴やバッグ、小物もそれに合わせて選びます。「自分色」からはずれるものは、たとえ高かったもの、デザインがよいものでも、迷わず人に譲ったり、捨ててしまうのです。試してみる価値、ありますよ!

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「自分色」の探し方は、ここからどうぞ!
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