海老の衣揚げ マヨネーズソース和え
うだるような暑さも、9月を迎えてようやくおさまってきた・・・。
夏といえば、自宅でもビールで一杯、という場面が多かったことと思うが、秋になればなったで今度は“旨いものを楽しむ”ビールってのも悪くない。
今回は、週末のディナーやパーティーなどでもビールで一杯やるのにぴったりの、海老の揚げ物料理を紹介する。
揚げ物とはいっても、マヨネーズを使ったコクのあるソースをからめたもので、かなりやみつきになること間違いなしのおすすめレシピだ。
また、このコクのあるレシピとあわせて、こちらはあっさりと上品に、秋の味覚「秋茄子」を使い、ちょっと工夫を凝らした“焼き茄子”のレシピも紹介する。
■材料(4人分)
・海老(殻つきのもの。お好みの種類を)大きさにあわせ人数分を用意する
・塩、コショウ
・酒
・サラダオイル
・小麦粉 大さじ6
・片栗粉 大さじ3
・卵 L1個
・マヨネーズ 大さじ5
・ケチャップ 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・醤油 小さじ1
・レモン汁 小さじ1
・にんにく 1片
・万能ねぎ
■ 作り方
1.海老の殻と背ワタを取り除いて、ボウルに海老と塩、片栗粉(いずれも分量外、適量)を入れて、しっかりと混ぜたあと水できれいに洗い、海老の汚れをよく落とす。
汚れをおとした海老は、クッキングペーパーなどで挟んで完全に水分を切っておく。
2.ボウルに水気を切った海老、塩少々、コショウ少々、酒
大さじ1、サラダオイル少々を入れて全体をよく混ぜ、下味をつける。
3.ボウルに、小麦粉、片栗粉、卵、サラダオイル大さじ1、水大さじ2を入れて、全体をしっかりと溶いて揚げ衣を作っておく。
4.鍋にサラダオイルを160度C程度に熱し、下味をつけた海老に、揚げ衣をたっぷりとまぶしたものを一匹づつ油に落としていく。
5.海老が淡いキツネ色程度になったら、海老を油から上げ、しっかりと油を切っておく。
6.あらかじめ別の大きめのボウルに、マヨネーズ、ケチャップ、砂糖、醤油、レモン汁、にんにくをすりおろしたもの、刻んだ万能ねぎを混ぜて、マヨネーズソースを作っておき、これに揚げたての海老を入れて、ざっくりと全体を混ぜて、マヨネーズソース和えとする。
7.千切りにしたレタスなどを添えて皿に盛る。
海老がこってりしたコクのある味付けなので、しゃきっとしたレタスなどのさっぱりした付け合せにするとよい。
■付け合せの「焼き茄子の白和え」
1.秋茄子は、よく熱した焼き網などで、上下を少しづつ変えながら、皮にしわが寄り、黒こげになるほどまで、じっくりと焼いていく。
2.焼きあがったら、すぐに冷水に取って、熱いうちに皮をきれいに剥いてしまう。
3.フードプロセッサーに、よく水切りをしておいた木綿豆腐一丁、あたり胡麻(胡麻をすってペースト状にしたもの)大さじ1、砂糖小さじ1/2、酒小さじ1、みりん小さじ1、薄口醤油小さじ1/2を、すべて入れて、ねっとりとなめらかになるまで回して、白和え衣を作る。
4.皮を剥いた焼き茄子に、できたての白和え衣をかけて頂く。
時間がたつと、衣から水分が出てきてぼそぼそに硬くなるので、早めに頂くようにするといい。
今回、海老の風味、食感を存分に味わえるよう、大ぶりの海老を使ってみたが、もう少し小ぶりの海老を使えば、食べやすく、また凝縮されたような美味しさを楽しめるかもしれない。
茄子は、“嫁に食わすな”と言われるほどの旬の秋茄子で、焼いても揚げても美味しく頂けると思うが、今回のように胡麻の風味が効いた白和えで頂くのも、ちょっと変わった食べ方で新鮮だろう。
夏バテで疲れていた胃腸も、そろそろ本調子に戻るころ…。
「秋の味覚で、うまいビール」なんてのはいかがだろうか。
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