年の瀬が迫ってきましたね。今年中にやらなければならないことが、まだまだあるのですが、新年最初の行事といえば、やはり初詣。
お正月は神社に詣でる、と決めている人も多いはず。
映画「ラスト・サムライ」でトム・クルーズが惹かれた武士道の精神も、その元をたどると神道に行き当たるようです。
神社は信仰と癒しの場
神社は信仰の場であるとともに、清浄なる癒しの空間。長い年月、地域の人たちによって清められてきた神社を取り囲む森は、フィトンチットという元気の素をくれ、玉砂利を踏む心地よい足音は、アルファ波によって心をリラックスさせます。
初詣は新しい年の祈願をするとともに、神社の持つ清らかな精気をもらいに行くものともいえるんです。
初詣はご近所の氏神様にお参りし、旅先では必ずその地方の神社を訪れ、訪問の挨拶と滞在中の安全をお願いするガイド本多(信心深い訳ではないのですが、よその土地に行ったときの挨拶のようなものです)。実は神社グッズマニアでもあります。
神社は癒し系グッズの宝庫でもあるんですよ。お守りのほか、干支のお人形や、神社独自のグッズもいろいろ。
その中のいくつかをご紹介してしまいましょう。
今年の干支・戌。
犬は子だくさんで安産であることから、昔から嫁ぐ女性への縁起ものとして、神社グッズがいろいろと作られてきました。
写真は福島県三春の高柴デコ屋敷の張り子。
ファミリーや新婚さんへのプレゼントにもいいですよ。
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<干支人形> 埼玉県大滝村 三峯神社。 こちらは2004年の干支・申の人形。かなりラブリーでお気に入り。来年は戌年。干支の人形は福を呼び込むよう玄関に飾るのが吉。
家に帰ってきたとき、疲れていてもホッと和みますよね。干支グッズは風水にも叶うもの。新年の運気を呼び込めますよ。
<巫女人形さま> 埼玉県さいたま市・氷川女体神社。女神を祀るこの神社だけのグッズ。一体ずつ、ひとつの願掛けに効き目があるといわれる張り子の人形です。願いが叶ったときには、この人形に手作りの衣装を着せて、奉納する習わし。
まだ、我が家にあるということは、願い事は……。
次ページでは初詣に行く前に読んでおきたい、神社、神様の基礎知識と、旅先で訪れたい癒しの神社情報をお届けします。