江戸風鈴
東京下町で今も伝統の職人がひとつひとつ手作りで作り上げる江戸風鈴。ちょっとキリリとした軽い音色と、鮮やかな色彩が涼を呼びます。最近ではインテリアやアクセサリーとしても人気で、2センチほどの小さな江戸風鈴のイヤリングもあるんですよ。浴衣にぴったりだと思いませんか。
■篠原風鈴本舗
色鮮やかな商品のほか風鈴の歴史や技法も紹介。
南部風鈴
風鈴といえば昔はみな、この南部風鈴でした。鉄器独特の高音の美しさは日本の音百選にも選ばれています。もともとは岩手県南部地方の伝統工芸である南部鉄器。重厚な鍋や鉄瓶をつくる技術で風鈴も制作しています。
■南部鉄器協同組合
南部鉄器の歴史や工法の紹介。
また製作会社のリンクも充実しています。
ほかにもいろいろご当地風鈴
■備長炭風鈴
高音で硬く焼かれる備長炭どうしが触れあう、なんとも心地いい音色が特徴。一緒にお部屋の空気も清浄してくれるはず。
備長炭風鈴(和歌山)
■小田原風鈴
鋳物で出来た少し深みのある音が特徴。黒澤明監督が「赤ひげ」の撮影でも使われたことで有名に。もともとは、鎌倉時代、鎌倉の寺院の鐘をつくるために小田原に鋳物職人が集められたのだとか。
小田原風鈴(風音)
ここで小田原風鈴が買えます。
※風音は風鈴演奏家よしだしんさんのサイト。音楽療法や各地の風鈴について紹介されています。
■明珍火箸風鈴
明珍火箸は姫路市の伝統工芸。この火箸を使った明珍火箸風鈴は、硬い鉄独特の澄んだ音色が素敵です。
明珍家は平安時代末期、近衛天皇にも献上したことのある武具づくりの家。戦乱が終わった江戸時代にはその技術を火箸に変え、今また風鈴へと姿を変えながら、800年続く伝統を伝えています。
姫路観光協会・お土産ナビ←買うならこちら
ほりほり姫路ガイド←明珍火箸の歴史はこちら
この夏の旅先で、ぜひひとつ、お気に入りの風鈴を見つけてくださいね。