南房総の花摘みは「房総フラワーライン」沿いに点在しています。
大規模な施設もありますが、農家が各自に運営しているところもあり、
花の種類や雰囲気を見て、選ぶといいでしょう。
小さな農家では花の種類は少なくなりますが、ちょっとおまけしてもらえたり、栽培方法を尋ねたりできるので、時間に余裕のある方は小規模なところをおすすめしたいです。
私たちが訪れたのは、道の駅潮風王国前に広がる野球場ほど(もっと広いかも)もある花畑。
30軒ほどの農家の集合で、とにかく色とりどりの花がきれい。
花の色と香りは、心をゆるやかに癒してくれるといいますが、本当に気持ちが軽く、やさしくなってきます。
花の種類は、菜の花、キンセンカ、ポピー、ストック、キンギョソウなど。
温暖な気候と土がいいのか、どれもしっかりした茎に大きな花。都会の花屋さんではお目にかかれない、イキのいい花ばかり。
ほしいなあ、と思う花畑を選んで、摘ませてもらいました。
花摘みのポイントは
●満開ではなく5分咲きくらいのものを選ぶこと。
●ポピーなら、つぼみが割れたくらい。
●ストックやキンギョソウならつぼみが5割くらい残っているもの。
●根元近くを切ること。
●家に帰ったら、根元から10センチほどのところを水の中で
切り、水揚げをしてあげましょう。
●花瓶に10円玉を入れておくと、水が腐りにくくなります。
約一ヶ月も楽しめるそうですよ。
私たちは花畑の奥のほう、老夫婦でのんびりした雰囲気の花畑におじゃましました。
写真は摘んだ花の半分。こんなに豪華で350円なんです!安いですよね。
ひとつの花瓶には入りきらず、残り半分は近所に住む叔母にお土産にあげました。
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