うな重方式英語勉強法とは?!文春新書刊、外交官の「うな重方式」英語勉強法 多賀敏行著 |
英単語は、うな重式で覚える!
詳しくは、是非本書から直接学んでほしいと思いますが、「うな重式」とは、簡単にいえば、単語はコンテクストの中で覚える。ということです。単語の日本語の意味だけを無味乾燥に暗記していくのではなく、常に使われれる表現や、語彙と合わせておぼえることが大切であるということです。
このあたり、本書では、実に分かりやすく面白く書かれてあります。
留学か、日本での勉強か?
さらに外交官として赴任していたカナダで、筆者自身が見聞きした体験から、留学のためには、少なくとも6,000語の単語を事前に身につけておく必要があるといいます。日本の学校や社会に適応できないために、親が見栄で海外留学、それも語学留学させる際の注意点として、やはり「日本でできる限りの英語の勉強はしておく」ことが必須であると主張します。それがあって初めて、留学という日本では得られない環境をフルに生かして、本当の意味での語学留学の真価を得られるということなのです。
まずは、英文法、語彙力を最大限に高めて、其の後、英語を使う環境に身を投じる方がはるかに実効性があがるといいます。実際、留学先から帰ってきて、非常に英語ができる人は、実は留学前からかなりの実力を蓄えていた人だということです。
幼いころから海外に暮らすのでなければ、まず日本での英文法、語彙力の増強がとても大切であるということです。
本書には、そのための実例や、一見無味乾燥な英文法を面白くさせる取り組みが随所にちりばめられています。(日本で語り継がれる「金粉浮遊説」のナゾ!?など、面白くてためになる話が満載です。)
外交官の英語勉強法の秘訣をぜひ、参考にしてみましょう!
≪関連サイト≫
◇「外交官の「うな重方式」英語勉強法」
◇米Google副社長の英語勉強法