口語でよく使う mad
そんなに怒るなよ |
頭がおかしくなった状態や気が狂った状態を mad といい、たとえばマッドサイエンティスト(mad scientist)は、頭がおかしくなって科学を悪用する科学者のことを指しています。同じ使い方ですが、「狂牛病」を英語で言うと、mad cow disease になります(diseaseは病気を意味します)。
mad にはそのほかにも口語でよく使う意味がいくつかあり、なかでも次の二つの意味で多く使われます。
・ 怒っている
・ 夢中になっている
以下でそれぞれの意味での使い方を見ていきましょう。
「怒っている」の mad
頭がカッカした状態を mad といいますが、たとえば
I got mad. (頭に来たよ)
のように使います。したがって Don't make me mad. は__________________という意味になります。何に対して怒っているのかを言うときには、at や about を使って
I'm mad at myself. (自分に腹が立っているんだ)
What are you so mad about? (何にそんなに怒っているんだよ)
となります。
「夢中になっている」の mad
もう一つの「夢中になっている」の意味としては、たいていの場合、何に夢中になっているのかを about を使って書き、たとえば
I'm mad about her. (彼女に夢中なんだ)
He's so mad about cars. (彼はたいそう車に夢中になっている)
それでは具体的な会話例を見ていきましょう。
話があるんです | おまえは誰だ |