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あれもこれも whatever!

「どれでもいいよ」「何でもいいよ」などというときに便利な言葉が whatever です。ちょっとした使い方を知っておけば、意外にたくさんの場面で役に立つこと間違いなしです。

森 弘之

執筆者:森 弘之

日常英会話ガイド

気軽に使う whatever 

上がり続ける金の値段

英語の文法を習うと、関係代名詞に続いて whatever も習います。その関係詞としての使い方はまた別の機会にご紹介するとして、ここではもっと口語的な使い方を取り上げましょう。

まずは例文から見てみることにします。

The gold price is getting higher. Bring me anything that contains gold and I'll buy it. Ring, watch, earring, whatever.
(金の価格が上昇しています。金が含まれているものなら何でも持ってきてください。買い取りますから。指輪、時計、イアリング、何でもいいです)

ここで whatever は「金を含んでいるものなら何でも(whatever contains gold)」を簡略化して使っています。このようにいくつかの言葉(名詞)を羅列した後に whatever と言えば、「そういった類のもの」という意味になりますが、これはとても便利な使い方です。

あるいは次のような場面でも whatever は使われます。

Aさん:The prime loan problem is now very serious. (プライムローン問題は今やとても深刻だ)
Bさん:It's subprime loan. (サブプライムローンだろ)
Aさん:Whatever. (どっちでもいいよ)

このときAさんは最後に一言だけ whatever と言っていますが、これは「何でもいい」「どうでもいい」という意味になります。この使い方も会話では頻繁に見られるので、覚えておくと便利です。

それでは次のページで具体的な会話例を見てみましょう。>>

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