気軽に使う whatever
上がり続ける金の値段 |
英語の文法を習うと、関係代名詞に続いて whatever も習います。その関係詞としての使い方はまた別の機会にご紹介するとして、ここではもっと口語的な使い方を取り上げましょう。
まずは例文から見てみることにします。
The gold price is getting higher. Bring me anything that contains gold and
I'll buy it. Ring, watch, earring, whatever.
(金の価格が上昇しています。金が含まれているものなら何でも持ってきてください。買い取りますから。指輪、時計、イアリング、何でもいいです)
ここで whatever は「金を含んでいるものなら何でも(whatever contains gold)」を簡略化して使っています。このようにいくつかの言葉(名詞)を羅列した後に
whatever と言えば、「そういった類のもの」という意味になりますが、これはとても便利な使い方です。
あるいは次のような場面でも whatever は使われます。
Aさん:The prime loan problem is now very serious. (プライムローン問題は今やとても深刻だ)
Bさん:It's subprime loan. (サブプライムローンだろ)
Aさん:Whatever. (どっちでもいいよ)
このときAさんは最後に一言だけ whatever と言っていますが、これは「何でもいい」「どうでもいい」という意味になります。この使い方も会話では頻繁に見られるので、覚えておくと便利です。
それでは次のページで具体的な会話例を見てみましょう。>>