敗因の原因は、勉強方法にあった!
小林さん:実は、簿記3級の受験勉強中後半には「30日で合格できる」みたいな感じのPCソフトで学習していた時期がありました。
これだと問題に解答するのはキーボードでカタカタ入力すれば良いので「簡単に問題数をこなせて便利」なんて思いながら割と楽しんで学習できていたのですが、テスト本番で制限時間に全然時間が足りなかったのは、これが大きな原因だったと思っています。
ガイド:というと?
小林さん:
学習時にPCでカタカタとキーボードで解答していたのが、実際の試験では紙に鉛筆や消しゴムで1つずつ解答していくので時間がかかり、PCのようにはすらすら解答できなかったということです。これは大きな敗因の1つだったと思っています。
ガイド:
なるほど。勉強のときから本番どおりの解答方法に慣れておかなかったために、いざ本番というとき、とまどってしまったわけですね。
率直に言って、初回「不合格」というのはショックだったんじゃありませんか?
小林さん:
はい。試験の結果を上司に聞かれて「不合格」と伝えるとすごく馬鹿にされましたし、周囲の簿記のことは知らないような友人たちも「簿記って楽勝の資格なんじゃないの?」という感じで、ボロクソに言われました。
ガイド:あらら……。
小林さん:
お陰で「絶対に合格するゾ!」という意識が沸いて、せっかくなので「ただリベンジするだけじゃ面白くない!」と思い、「いっそのこと3級と2級をWで取ってやる」という野望が芽生えました。
ガイド:その悔しさがバネになったんですね。
>>いよいよリベンジ!2回目の挑戦の結果は?次ページで伺います。