資格・検定/資格アーカイブ

通信教育の「全教振」特定商取引違反で処分(3ページ目)

2008年12月の資格関連トピックス。通信教育の「全教振」特定商取引法違反で行政処分、雇用不安で「資格」人気が上昇……など。

いぬかい はづき

執筆者:いぬかい はづき

仕事に活かせる資格ガイド

学生もビジネスパーソンも、不況に勝つのはやっぱり資格?!

昨年後半、突然沸き起こった不況の嵐。雇用の不安が増す中、学生、ビジネスパーソンの間では、これまで以上に、いわゆる「仕事に活かせる資格」の人気が高まりつつあるようです。

大手資格スクールTACが発表した昨年4月~11月の公務員試験講座の受講者数は、前年同期の3割増。公認会計士、簿記講座などの人気も高まっており、特に、今後の新卒採用の厳しさを見越した学生の受講者増加が目立つそう。

これを裏づけるかのように、12月22日付け朝日新聞では、学費減免や賞金制度などを設けて、学生に資格取得や検定合格を推奨する各大学の取り組みが取り上げられていました。
記事では、例えば「TOEIC500点以上、大学の成績一定以上で奨学金10万円」(近畿大)、「大学で開講する資格講座を受講、直近試験合格で受講料と同額を支給」(大阪経済大)、「司法試験短答式試験合格で20万円、論文式試験合格で30万円、最終合格で50万円、公認会計士、弁理士合格や国家公務員1種の採用内定で50万円」(立命館大)など多種多様。

今や競争時代に入った大学と、就職戦線を勝ち抜くための「武器」を身に付けたい学生とのニーズがマッチしたこの動き、今後他大学にまで広がる動きになることは間違いありません。


手軽に、実践的な資格模擬試験が受けられるサイトが登場

新に登場したのは、その名も「模擬試験ポータルサイト 語学・資格モシ×モシ」
教育出版の株式会社旺文社が運営するこのサイト、インターネットなので、いつでも都合のよい時間に利用でき、語学試験や資格試験を中心に、実践さながらの模擬試験を受験できるのがウリ。学習データはサーバーに自動的に蓄積されるので、定期的な利用で、自分のスキルアップの度合いを確認することも可能です。
第一弾として、既に「TOEFL iBT大戦略Onlineシリーズ」(1ヶ月1,000円から)を公開中。今後も英検、TOEIC、漢字検定、中国語検定、日商簿記検定、システムアドミニストレータ、FP技能検定、社会保険労務士などを順次公開していく予定だそう。

独学派の人にとっても、実際の試験の感触をつかむ上でお薦めなのが「模擬試験」の利用。忙しくて受けに行く時間がない、という方は、こんなところからトライしてみてはいかがでしょうか。

※参考リンク
【語学・資格モシ×モシ】旺文社のインターネット模擬試験サービス
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