「公共職業訓練校」をご存知ですか?
「公共職業訓練校」とは、国(雇用・能力開発機構)と都道府県が管理している教育訓練機関のこと。本来はハローワークで求職申し込みをした離職者を対象に、再就職を支援することを目的として設置された教育機関なので、在職中の方には、あまりなじみがないかもしれません。また、以前は主に溶接や塗装といった特殊技術に関連した訓練がメインだったため、一般のビジネスパーソンが利用する頻度は少なめでした。
しかし、最近は在職者向けの講座あり、エクセル・ワードなどのパソコン操作や医療事務といった実務に沿った講座から、FP(ファイナンシャル・プランナー)や宅建といった資格取得を視野に入れたような講座あり、とイメージも様変わりしています。しかも、受講料は無料(テキスト代別)、もしくはかなりの割安。メリットいっぱいの「公共職業訓練校」を利用して、賢くスキルアップしましょう!
▼「公共職業訓練校」にはメリットがいっぱい
公共職業訓練校に入所すると以下のメリットがあります。
1. 受講料は無料(テキスト代は実費の場合あり)もしくは、有料でも割安の価格設定 |
2. 雇用保険受給資格者には、基本手当が訓練終了まで支給される |
3. 雇用保険受給資格者には、交通費として、通所手当(限度額有り)が支給される |
4. 雇用保険受給資格者には、その受講した日ごとに受講手当が、板金・金属プレスといった特定職種の受講者には、特定受講手当が、基本手当に上乗せされ支給される |
→「公共職業訓練校」にもいろいろな種類があります。次ページで紹介しましょう。