資格を活かした転職(就職)ができなかったとき、そこで「資格を活用する」ことを諦めてしまえば、いつまでたっても「その資格に関連する実務経験」を積むことはできません。これでは何年たっても「資格だけ持っている未経験者」に変わりはなく、せっかくの資格を仕事で活用するチャンスは巡ってはこないでしょう。
ところが、「キャリア」が人生におけるあらゆる役割の複合体であるならどうでしょう?
残念ながら今は仕事で「資格を活かす」ことはできないけれど、ボランティアで、とか知人のネットワークの中で、家庭で活かすとしたら、どんなことができるだろうか、と考えてみることができるのではないでしょうか。
何度もいいますが、これは、決して「仕事で活かせないから、逃げ口上として『趣味で』」というような妥協ではないのです。
そこには、明確な目的があります。
◆趣味で資格を活かす「目的」◆
実務経験を積む | 無償や低い対価であっても、いずれ来る「仕事に活かす」日のためにその資格を活かした経験をする。 |
人的ネットワークをつくる | 業界や専門家の団体などで人とのつながりを作る。たとえば独立するならこれがものを言う。 |
スキルアップをする | いずれ仕事で活かすためにスキルを磨く。 |
1年後、3年後、5年後……これらの経験は、必ずやあなたの「売り」となり、今度こそ「資格を活かした転職」を可能とするでしょう。
まだまだ半信半疑ですか? 最後のページで、とっておきの実例を。