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ワーキングホリデー、その費用対効果は?(2ページ目)

今回はワーキングホリデー協会の「ワーキングホリデー体験者帰国アンケート」をもとにワーホリメーカーたちが「海外で得たもの」について紹介します!ワーホリメーカーの平均支出は141万円。その費用対効果は?

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド

渡航前にしておけばよかったこと

ワーキングホリデー・費用対効果
多くの留学エージェントでは、ワーホリメーカーのサポートを行っており、パソコンの使用なども可能。
語学の勉強70.4%
日本についての勉強 47.1%
資金の準備 38.9%
渡航国についての情報 19.2%
その他 6.3%

一方、「渡航前にしておけばよかったこと」のトップは「語学の勉強」です。やはり、海外で生活していくうえで、言葉の問題は何かと障害になります。仕事を探す時もよほどの上級者でない限りは、現地の人達と同じようにオフィスで働く、などということはありません。

語学学校に通う場合でも、少しでも上のクラスに入ったほうが、より上達度合いは早いので、そういったことも実際の経験から感じたのだと思います。

とは言え、日本にいても「語学の勉強」はなかなか進まないもの(進んでいれば、とっくに上達している?)。どこかで思い切って海外に出る勇気も必要です!

ワーホリメーカーの海外平均支出は141万円、さて費用対効果は?

ワーホリメーカーの海外での平均支出は141万円とのこと。1ヶ月平均12万円弱です。これは住居費、食費、現地での旅費、交際費など、すべてが含まれての金額です(平均値ですので、もちろんこの金額よりも多い人もいれば、少ない人もいるはずです)。ガイドとしてはこの金額は非常に安いのではないかと思います。

さらに「費用対効果」の「効果」の部分に、とことんこだわるのであれば、ワーホリ期間に、いかに「語学力をあげられる」かが、ポイントであることは、データからも読み取れます。

出発前には渡航目的として、「海外生活体験」に期待する人がもっとも多い
ですが、「身についたもの」「事前にやっておいたほうがよかったこと」では、「語学」がトップです。後で後悔しないためにも、浮かれてばかりいないで、せっかくの「語学」吸収の機会を、少しでも有意義なものにするために、事前学習や現地での学習はしっかりやっておいたほうがよさそうです。

それこそが、「効果」をあげるためのもっとも間違いのない秘訣とも、いえそうです。

また、ワーキングホリデーは、「語学」に加えて、「積極性・行動力」や「コミュニケーション能力」が身に付くわけですから、ワーキングホリデーに費やす1年間はかなり充実したものになるはずです。


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