TOEIC、2週間で225点UPのポイント1 単語の整理
先生の一人ひとりの進度に合わせたアドバスが、かなり効果的とのこと |
寺尾さん:それは「短期間」ということです。たった2週間という期間だからこそ、集中できたのだと思います。モチベーションを落とすことなく最後まで走りぬけることができました!
そして、コース終了の翌日に、TOEICテストが受験できるので、身に付けたことを忘れないうちに発揮できました!
ガイド:確かに、上手くスケジュールが組まれていますね。ところで、授業はどのように進んでいくのですか?
寺尾さん:まず初日は、生徒全員の自己紹介があり、そこで、それぞれの目標点を言います。その後、先生からTOEICテストとは何かという説明があり、サンプル問題(リスニング&リーディング)を各自解きました。このテストで先生はこのクラスと参加者のレベルを把握したのだと思います。初日はこれで終わりです。
2日目からリーディング対策が始まりました。最初は単語の整理を行ったのですが、ただ漠然と頻出単語表みたいなものを渡されて、覚えさせるのではなく、授業中に出てきた単語について、その類義語を調べていく「芋づる式」のような学習でした。(例:major = central、primary、vital……)そのほか接頭語や接尾語を利用して単語を学習していきました。自分で調べるやり方だったので、頭にも残りやすかったです。そこでも、自ら調べた単語に対して、先生がTOEICにおいて重要か、そうでないかを教えてくれるので、無駄なく重要単語を身につけることができました。
リーディング対策の授業は、まず先生が問題を解くテクニックを教えてくれて、その後みんなで実際に問題を解いてみるというものでした。
ガイド:どんなテクニックですか?
TOEIC、2週間で225点UPのポイント2 リーディング
寺尾さん:たとえば、「パート7の問題」で言えば、「深読みは厳禁」ということです(一部、読まなくてはならない問題もありますが)。というのも、実際ビジネスの現場では、与えられた資料からパッと正確な情報を探しださなければならないので。それを前提に問題は考えられています。その前提に立って、問題のタイプを見極めたうえで、それに合った方法でキーワードを本文から見つけだす方法です。問題のタイプは全部で6つのタイプに分けることができるのですが、そのうちの1つとして、「Person who is the target reader(=誰に対する手紙・広告か)」というタイプがあります。このタイプは、本文に目を通すことはせず、「文頭」もしくは「文末」にまず注目します。すると、手紙の場合でしたら「Dear ○○」とまず書かれているわけで、その部分を見るだけで「誰に対するものか」が一瞬でわかることができます。メールの部分でしたら「To ○○」の部分を見ればいいのです。
このように問題のタイプを理解して、それに適した解答テクニックをあてはめていくことが、高得点を取るカギになっていくように思えました。実際にいくつかの問題を自分で解いてみることで、テクニックに対する理解度も深まり、自分のものにできたと思います。
講義を終えると、その日の宿題として、TOEICの問題のプリントが一人ひとりに与えられました。各自滞在先で問題を解き、次の日にみんなで答え合わせ、そして先生の解説を聴く、という進め方でした。こうして確認作業を繰り返すことで、本番で使える力がついたのだと思います。
ガイド:全部のテクニックをお伺いしたいくらいですね(笑)。リスニング対策はどうでしたか?
>>リスニング対策のテクニックとは?>>