【ドットコムマスターとは?】
あの通信キャリアの代表選手であるNTTコミュニケーションズが主催する、インターネット接続に関する知識・技量を問う資格試験です。難度によてシングルスターとダブルスターがあります。合格率は、シングルで30%から40%の間くらい。決して簡単な試験ではないのですが、時代の最先端を行く分野の資格試験だけに注目度も高いと思われます。
【受験勉強】
何しろ、受験を決めたのが6月上旬で、試験日が7月6日。1ヶ月足らずの準備期間しかありません。急いで本屋さんに走りました。買った本は、以下の通り。
「完全対策 インターネット検定 過去問題集」 NTT出版
「.Com Master教科書 シングルスター2003」 翔泳社
問題集はともかく、教科書の方は500ページ近くもある分厚いもので、持ち歩くのにも一苦労でした。
なんとか、問題集は2002年度分の問題を全てこなし、教科書も最後の1章だけを残してなんとか読破しました。というか、一応知っていることも多かったので何とかなりそうと思ったのですが…意外にも、問題集を解いてみると、知らないことが多くて。ホームページに貼り付けて良い画像の基準など著作権に関する問題や、DVDのフォーマットなど、何気なしに使っていながら詳しくは知らない事のなんと多いことよ。
特に困ったのがADSL関連。何しろ我が家のインターネットはCATVによるケーブルモデム利用なのです。
【会場】
私が受験した会場は、会場を横浜に指定したからでしょう、「神奈川大学」でした。綺麗な校舎に先ずびっくり。それから、試験官の多くが黒いスーツを着たキャリアウーマン風の女性だったことに二度びっくり。もしかして、この試験を主催する会社の社員なのでしょうか?
12:30集合なので、律儀に12:10分頃に最寄り駅である東急線の白楽駅に降り立ったところ、駅のホームは受験生と思しき人々でごった返していました。駅員さんは、必死に帰りの切符を購入しておくようにと拡声器で叫んでいました。
会場に入ると、自分が座るべき場所が受験番号と名前で示されています。一次試験が始まる段階では、ほとんど全部の席が埋まっていました。この試験は、それだけ受験率が高いということでしょう。私が過去に受けた試験では、一割くらいは最初から受けに来ない人が居たものです。
試験直前に覚えた事が出題されると何か得したような気分にりますよね。私も御多分にもれず教本を取り出してひたすら読もうとするのですが、そこでふと気づいたことがあります。周囲の人々が持っている教本は私が持っているのと違って青い表紙のものが圧倒的に多いのです。あとで気づいたのですが、これは公式サイトでも宣伝されている公式テキストだったようです。