中国のバレンタイン事情とは?
中国のバレンタイン事情
日本のバレンタインデーは製菓業界の広報が定着し、女性から男性へチョコレートを贈る日になっていますが、これは少数派ですね。
中国のバレンタインは北京・上海・香港などの都市部に広がりつつありますが、西洋の正統的な習慣を受け継ぎ、男性から女性へ贈り物をする日になっています。
中国のバレンタインプレゼントはバラの花が一番人気!
恋人同士のロマンチックな日に似合うのはやはりバラ?!
そんなわけでバレンタイン時期にはバラの値段が普段の数倍まで高騰します。バレンタイン当日に、彼女に会うことができない彼氏は、彼女の自宅や職場に花を届けさせるケースもあるとか。香港のとあるオフィスではバレンタインデーに花束が続々と届き、花束が届かなかった女の子は肩身の狭い思いをしたとかしなかったとか…?!
義理チョコを含め、チョコレートをもらえるかどうか…とドキドキする日本の男性も精神的に大変ですが、バラの花を確保してプレゼントしなければならない中国の男性も大変そうですね。
女性は中国式だとプレゼントされる側なので羨ましい?でも、彼氏がいない時はキツかったり、彼氏やダンナ様が忘れっぽい人だとトホホだったり…など気持ちがヤキモキするかもしれませんね。
バレンタインデーにまつわる中国語
バレンタインデーは中国語で【情人節】[qing1ren2jie2]。【情人】とは恋人のこと。
中国語で恋人のことを【情人】と呼ぶほか、
【恋人】[lian4ren2]や
【愛人】[ai4ren2]とも言いますが【情人】が一般的ですし、
【愛人】は恋人よりも配偶者としての意味のほうが一般的です。
【愛人】は日本語の「愛人」のように婚外恋愛の相手、不倫相手という意味では使われません。
また、【男朋友】[nan2 peng2you3]【女朋友】[nv3peng2you3]という言葉もありますが、これは文字通り「男(女)の友達」ではなく、日本語で言うところの彼氏・彼女と同じニュアンスで使われます。
バレタインデーやクリスマスのように、キリスト教や西洋文化をルーツとする記念日は、まとめて【洋人節】[yang2ren2jie2]と言われます。
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