三も含めた数字の羅列

数字だけを並べた熟語や慣用表現もあります。数字のゴロあわせというわけではなく、会話の中で使われる言葉です。さりげなく使いこなせるようになれば、ちょっとネイティブに近づいた感じでカッコいいですね。

【三九】[san1jiu3]
●答え(カーソルを反転させ、枠内をなぞってお読みください)
あまり日常では使わない言葉ですが、「最も寒い時期」ということです。なぜ三九なのかというと、旧暦の冬至から数えて3番目の9日間(冬至から19日め以降の9日間)が最も寒い時期とされているからです。


【三三五五】[san1san1wu3wu3]
●答え
「会場からみんなさんさんごご帰って行った」みたいな感じで日本語でも普通に使われていますが、中国語の成語としても同じ意味です。あちらに3人、こちらに5人、みたいにばらばらと散らばっている様子を言います。


【三千六】[san1qian1liu4]
●答え
熟語で多いことを示す言葉です。3の倍数ですよね!「好話説了三千六」=ウマい話をゴマンと並べた、というふうに使います。


【三七二十一】[san1qi1er4shi4yi1]
●答え
日本語でそのまんま読んでしまうと「さんしちにじゅういち…って九九?」と思ってしまいますが、これは熟語として使うときに「事実・実情(を言う)」という意味になります。たいてい、頭に【不管】[bu4guan3]とか【不問】[bu2wen4]をつけて「不管三七二十一」=実情はどうあれ とか、何がなんでも とか、強くに物事を主張する時に使われることが多いようです。


三は「たくさん」の意味があるから…!

前ページであげた「たくさん」という意味を踏まえてこんな表現もご紹介しましょう。

【三百六十行】[san1bai3liu4shi hang2]

360人の行列?それとも360行書いた文章?と想像が膨らみますが、以前ご紹介した「中国人ビックリ!の日本語」の中にヒントとなる部分がありますよ。

●答え
【行】は[xing2]と発音すると述語で「OK」とか「素晴らしい」などの意味で使われますが[hang2]の場合は「職業・商売・業種」などの意味になります。と、いうわけで3の倍数が登場したところで「たくさんの職業」という意味です。同じ意味で【三十六行】[san1shiliu4 hang2]という言葉もあります。数字は十分の一になってしまいましたが意味は「たくさん」のままなのです。


【三茶六飯】[san1cha2liu4fan4]

ツアー旅行のパンフレットにこんなものがついていると「ツアー料金に含まれている食事回数かな?」と思ってしまいそうですが…。

●答え
成語で文字通り「3回のお茶と6回の食事」という意味でしたが、転じてお客様を十分におもてなしすることや、特別なおもてなしをすること、という意味として使われています。


時には数字も辞書で引いてみましょう!


ここで紹介したのはほんの一部。数字を使った熟語・成語・慣用表現はまだまだたくさんあります。
時にはわかりきっている言葉も、辞書でチェックしてみましょう。新鮮な発見があるかもしれませんよ♪


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