テキストの課題文にはピンインが振られています。最初のうちは、漢字よりもピンインにばかり目が行ってしまうことでしょう。
授業内容を繰り返し視聴するうちの1回は、集中して耳を澄まし、ピンインではなく漢字部分に注目しましょう。
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漢字の上に重ねるようにして、波線を書いてもいいですし、ピンインと反対側に四声記号風オリジナル記号を書き入れるのもよいでしょう。
大切なのは、自分の耳で聞いたままを写しとることです。
その後に、ピンインと見比べてみましょう。
文章の中で、どの部分の音が高かったか、どの部分の音が低かったか。
どの部分がハッキリ聞こえて、どの部分は軽く聞こえたか。
四声記号では表現しきれない、中国語音の持つメロディーを聞き取り、自分の音読練習ではそれを再現できるようにがんばりましょう。
NHK講座を利用して、ここまでがんばれれば、講座を120%活用できた!と言えるのではないでしょうか?
最後に、もうひとガンバリのポイントを2つだけ挙げておきます。
【肝腎かなめの発音練習】
講座の中では、中国語音表の1つ1つの発音にそれほど時間を割くことはできませんし、自分の発音を個人的に直してもらうこともできません。
けれども、中国語学習の基礎において、音表の発音1つ1つをマスターすることは最も大切なことです。
自分で、自分の発音に確信が持てるまで、中国語音表を音読して練習しましょう。
中国語音表はNHKテレビ講座4月号テキストには94~95ページに載っています。自分にあった音声教材や、音声の聞けるネット講座も大いに利用しましょう。
【学習仲間を見つければ勇気100倍!】
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学習をすすめるうちに、モノ足りなくなった場合や、わからないところが出てきた場合は、自分の疑問を解消してくれるような教材を書店で探してみましょう。
みんなで一緒に、NHK講座でがんばりましょう!