【ここまでやれば、ここまでできる!】
NHK講座は、きちんと身につければ日常会話レベル・旅行会話レベルの中国語が話せるようになります。
ですが、1回の授業時間は30分間だけですから、放送時間以外に自分で勉強する時間を取ることが必要不可欠です。
語学学校に通っていたり、大学の授業で中国語を選択したりなど、自分なりの学習の柱がしっかりとある人は、副教材として気楽に楽しむとよいと思いますが、「NHK講座だけでがんばろう!」と思っている人は、具体的にどのようにしたらよいでしょうか?
最低限これだけは、という自主学習の方法のヒントを挙げてみましょう。
【放送時間前に、テキストを音読する】
授業を受ける前に、テキストを音読してみましょう。
授業前ですから、うまくできなくてOK、うまくできない、という確認のための音読です。自己流のヘンな癖がついてしまうと後で直すのに苦労しますから、1回から3回くらいの音読でとめておきましょう。
→もっとがんばる人は!
音読ついでに録音しておき、授業後に自分の音読を聞いてみましょう。授業の録音・録画を聞きながら自分の音読をチェックし、復習しましょう。
独学者にとって、自分の音読を録音し、客観的に自分の音声をチェックすることはとても大切なことです。
【授業を録画・録音する】
繰り返し練習できる、自分のペースに合わせて視聴できる、など、録画・録音のメリットは言うまでもありません。ただし、録画・録音してあることに安心してしまい、全然勉強しないままテープだけが増えていき、反比例してヤル気はなくなってしまう…という危険性がありますので、十分注意が必要です。
【ノートを作る】
授業用のノートを作る余裕がなければ、テキストをノート代わりにしましょう。授業中、気づいたことはどんどんメモしていきます。疑問点などもメモしておき、後で調べられるようにしておきます。手を動かすことで、漠然と視聴する無駄が防げます。テキストへの書き込みがどうしてもためらわれる人は、テキストを2冊買えば問題解決ですね。
→もっとがんばる人は!
勉強用のノートを準備し、課題文を写しましょう。テキストを見ずに自力でピンインを振り、ピンインがわからなかった部分は辞書で調べます。
新出単語はピックアップし、やはり辞書を引いてみましょう。
では、ノートに最も記録しておくべきことはなんでしょうか?
入門者・初心者はもちろん、もっと流暢に喋りたい!と思っている人は、次のページへどうぞ!