ここ数年の深刻な不況は、失業率の上昇という目に見える形に表れるようになってきました。これから就職する人はもちろん、すでに何年もお勤めの方でもリストラなどに備え、ご自分の市場価値を高めるための情報収集をされたり、キャリアアップを検討されている方は多いことでしょう。
そこで、「仕事で使える一芸」として中国語をご提案いたします!
キャリアアップの一環として語学を考えた場合、誰もが思いつくのが英語です。ですが、誰もが思いつくということは、できる人も多いということで、ちょっとやそっとの語学力を身につけただけでは武器にはなりにくいのが現実です。
その点、中国語ならまだ希少性があります。そして、数ある外国語の中でも比較的身につけやすいのが中国語なのです。
中国のWTO加盟によってますますニーズが高まる中国語。プラスアルファの一芸としては狙い目です!
【仕事で使えるレベルとは?】
仕事で使える語学力とはどの程度のレベルでしょうか?
もちろん、語学能力が高ければ高いほど仕事上で有利なのは当然です。
ですが、学習を始める最初の段階で「仕事で使う」ということを大げさに考えてしまうと気持ちがひるんでしまいます。最初は「日常会話レベル」をクリアすることを目標にしましょう。
え?その程度でいいの?と思われるかもしれませんが、最初にここをクリアしないことには話が始まりませんし、ここをクリアして初めて「仕事で中国語を使う」ステージへ、最初の1歩を踏み出すことができます。日常会話レベルとは「中国出張へ行けます」とアピールできるレベルなのです。
【具体的にどれくらい時間がかかる?】
では、まったくの初心者が勉強を始めて、どれくらいで話せるようになるのでしょうか?
学習への集中力や学習方法などの個人差は当然ありますが、語学スクールの先生方によると最短で4~50時間で簡単な会話ができるようになり、仕事で使えるレベルに1年以内で達するのは十分可能だとのことです。
今からすぐ始めれば、秋の人事異動シーズンには、中国語能力をアピールすることも充分可能です!
新年度の人事異動シーズンに「中国語ができます!」とアピールするのは厳しそうですが、「学校に通い始めた」という点はアピールできるでしょう。
今、始める決心をすれば、半年後、1年後には仕事の幅がぐんと広がっているかもしれませんよ。
次のページでは、知って得する教育訓練給付制度と便利な検索サイトについてご紹介します。