中国語/中国語アーカイブ

がんばるあなたを応援します! 今から始めていつ仕事で使える?(2ページ目)

深刻な不況や雇用不安に立ち向かう武器として、「仕事で使える一芸」を持ちませんか?比較的身につけやすく、使いやすい一芸として、中国語はおすすめですよ!

執筆者:望月 愛生

【教育訓練給付制度とは?】

すでにお勤めの人には「教育訓練給付制度」という強い味方があります。これは雇用保険5年以上の加入実績があれば誰でも使える、仕事に必要な能力を身につけるための勉強を国が支援してくれる制度です。
つまり、漠然と「中国語を勉強したい」という目的ではなく、仕事で使うことを目的に勉強する人を対象にした講座が、教育訓練給付指定対象として認められているのです。

教育訓練給付指定講座の規定カリキュラムを消化した場合、授業料80%、最大30万円までを国が支給してくれます。
受講前に以下の点を確認しておきましょう。

自分に雇用保険5年以上の加入実績があること
受講するのは教育訓練給付指定であること
給付のための要件(出席率や課題提出回数)

教育訓練給付制度指定講座を受講したからといって、自動的にお金がおりるわけではなく、ハローワークに行って自分で申請しなければなりません。
必要な書類や手続き方法などについては、入学する語学学校やハローワークなどでよく確認しておきましょう。

教育訓練給付制度の説明はこちらです。

教育訓練給付制度指定講座こちらで検索できます。

参考までに教育訓練給付対象の中国語講座のカリキュラムを見てみると「ビジネスシーンの中で基本的な会話ができる」「1人で海外出張できる」などの説明があります。やはり、仕事で使えるレベルの最初のハードルは、日常会話レベルであることがわかります。

また、教育訓練給付制度とは特に関係なく、多くの語学学校がビジネスマン向けの講座や、短期集中講座、自分の都合に合わせて勉強できるプライベートレッスンを設定しています。これらを受講しても国からお金は支給されませんが、その反面、国が指定する要件にとらわれなくてよい分、フレキシブルでバラエティに富んだ講座がたくさんあります。

本当に自分のためになる語学力を身につけるためには、教育訓練給付にとらわれず、ご自分のスケジュールやニーズと照らし合わせて検討してみてください。

次は効果的な勉強方法のご紹介です。
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