中国・中国語と深い関わりを持つ著名人の方に学習法のアドバイスをいただくシリーズ「この人に聞こう!中国語学習」。
記念すべき第1回は、ファンキー末吉さんにご登場いただきました。
ファンキー末吉さんといえば、「Runner」や「大きな玉ねぎの下で」などのヒット曲でお馴染みのロックバンド、爆風スランプのリーダーとしてご存じの方も多いことでしょう。
ファンキーさんは爆風スランプの活動だけでなく、1人のドラマーとして、音楽プロデューサーとして幅広いご活躍をなさっています。
現在は世界で唯一の中国民族音楽とJazzを融合したプログレッシブバンド、五星旗の活動でも知られています。
ファンキーさんは中国ロックとの衝撃的な出会いをきっかけに、中国にのめりこんでいきました。現在は北京にお住まいを移し、家庭内言語も中国語で生活なさっているとのことです。そんな、公私共に中国・中国語と深く関わっているファンキーさんに、中国語学習法についてお聞きしました。
【最初は英会話スクールに通って…】
-中国語を始めようと思ったきっかけについて教えてください。
中国ロックに感動して、中国のロッカー達とつきあうようになったのが直接のきっかけなんだけど、最初は彼らと英語でコミュニケーションを取ってたんだよ。
それで彼らともっと綿密なコミュニケーションをとりたいと思って英会話スクールに通い出した。
で、ある時「なんで英語を勉強するのか」と聞かれて「中国人のロッカーといろいろ話したいから」って答えたら「だったら中国語を勉強したほうがいいんじゃないの?」ってアドバイスされたんだよ。
「中国人にとっても日本人にとっても、英語は母国語じゃないからそのうちに会話の上達は頭打ちになる。でも、中国語なら相手はネイティブスピーカーだからきっとどんどんうまくなるんじゃない?」ってね。それで中国語を始めたんだよ。
-次のページでは中国語の第一印象や中国語の魅力についてのお話へ進みます!