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ロシア料理にかかせない根菜を使って 美しい茜色のビートスープ

砂糖の原料としても使われるビートのスープは、優しい甘さと美しい茜色が、クリスマスメニューとしてもお楽しみいただけます。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

ロシア料理に欠かせない茜色のビート。
赤かぶと違ってカブを横に切ると赤紫色の同心円状の輪が見られることから、火焔菜(かえんさい)とも呼ばれています。
ビートはビーツともつづられ、その仲間にはシュガービート(テンサイ)や、リーフビート(不断草)、家畜ビート(肥料用)などがあります。
色鮮やかなビートはロシア料理のボルシチやピクルスなどに使われますが、今回はビートと 野菜を使って煮るだけのシンプルなスープをご紹介します。
ビートは肝臓に良いといわれています。野菜をたっぷり使ったビートスープは、飲む機会の多いこの時期にぜひおすすめしたいスープです。
ビートのカブはとても固いので、2cm角に切るのは包丁の扱いに注意して切るようにしてください。

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材料4~6人分
ビート(2cmの角切り)葉も茎も使います。 1個
たまねぎ(薄くスライス) 1個
ジャガイモ(1cmの角切り) 1個
トマト(1cmの角切り) 1個
ベーコン(1cmの角切り) 50g
塩、コショウ 少々
 
 
1・野菜とベーコンを1cm角に切ります。タマネギは薄くスライスします。   2・ビートのカブはきれいに洗い皮をむき、カブは2cm角に、茎も1cm位の長さの小口に切ります。葉も細かく刻みます。
     
 
3・鍋にビートのカブ、野菜、ベーコンを入れ、材料がかくれるまで水を加え、強火で火にかけます。  

4・沸騰してアクが出てきたら丁寧に取り除き、蓋をして弱火で柔らかくなるまで約30分程度煮ます。

     
 
5・柔らかくなったら、ビートの葉と茎を加え中火で10分ほど煮、塩・コショウで味を整えます。   6・美しい茜色のビートスープができ上がりです!
     
 

優しい甘さと美しい茜色のスープは、クリスマスのおもてなし料理にもピッタリですね。

 

カリッと焼き上がったスペイン直輸入の冷凍パン、ミニパンブラウンを添えてみました。

     
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(C)Nov.2003 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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