ホームメイドクッキング/ホームメイドクッキング関連情報

生とは違った美味しさが楽しめます。 サンマのみりん干し

秋を代表するサンマは塩焼きが一番ですが、みりん干しにすると又違った美味しさが味わえます。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

秋!と言えばサンマ!!
日本人に生れてよかったと実感できる秋の味覚の第一は、なんと言ってもサンマですよね!
このサンマというお魚、塩を振って炭火と七輪で焼くのが一番というのが定説です。確かに塩焼きのサンマの美味には脱帽いたしますが・・・。
違った美味しさを発見できるのが、開いて干物にすることです。アジの干物でもご紹介しましたが、アブラがのって一番美味しく、一番お値段が魅力的な魚を干物にして食べる・・・。
これはもちろん保存食の方法の一つなんですが、干物にするとまた違った旨味が出てくるんです。この旨味にひと味添えるのが「みりん干しです」。
アジの干物で、ひと味しめられた方は、ぜひ「みりん干し」にもチャレンジしてみて下さい。

     
 
新鮮なサンマが手に入ったら頭を落とし、背開きにします。   はらわたや血合いの部分は薄い塩水でよく洗い流します。
     
 
200ccの水に、小さじ一杯の塩を加えた塩水を作り、洗ったサンマを一時間程浸しておきます。   一時間経過したらキッチンペーパーの上に取り出して水気をよく拭き取ります。
     
 
3~5時間、脱水シートを使って魚の水分を取り除きます。   おおさじ二杯のみりんに小さじ一杯の砂糖をよく混ぜ、刷毛でサンマの表から塗ります。
     
 
次に裏返して万遍なくみりん液を塗ります。   塗り終わったサンマはみりん液でつやつやに光っています。
     
 
炒りごまをたっぷり振りかけます。  

ドライバスケットに入れ1~2日天日で干します。
そのまま焼けば、とても美味しいみりん干しが味わえます。
保存するには、ラップにくるんで冷凍庫に入れておきます。

 

     
みりん干しのお魚は、サンマもアジも焼き過ぎることが多いので注意が必要です。
 
(C)Oct..2001 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます