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手作りのお豆腐と納豆 大豆は畑のくれる最高の栄養食(2ページ目)

栄養があってヘルシーな食べ物お豆腐を手づくりで楽しみましょう。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

 納豆の手づくり

納豆は、日本人の食事になくてはならないものの一つでした。関西では食べられないという俗説も、飛鳥の遺蹟から納豆が出土するということからも否定され、その歴史の古さがうかがい知れます。

栄養価が高いのは分かっているけれど、あの臭いがどうも・・・という方にぜひお勧めしたいのが、手づくり納豆です。
作り方はお豆腐以上に簡単です。

材料:大豆200g 納豆菌5g 水300cc
  1:一昼夜水につけておいた大豆を、つけ置きの水と一緒に柔らかくなるまで煮ます。
つけ置きの時間は冬場24時間・春秋18時間・夏場は約10時間が目安です。 この時間は大豆を使う料理に共通 しますから覚えておきましょう。
 
       
  2:指で摘むと潰れるかたさになったら、茹で上がりです。ざるで水気を切ります。
       
  3:納豆菌が手に入ったら、40度のお湯でゆっくりと溶き混ぜます。  
       
  4:よく解いた納豆菌を水切りした大豆に均一に振り掛けよく混ぜます。
       
  5:納豆菌の発酵温度は少し高くオーブンを40度に設定しておきます。  
       
  6:表面が乾燥しないよう、ぬれ布巾を軽くかぶせ、丸々一日発酵を続けます。真っ白な糸を引いた状態になればでき上がりです。  
       
  6:一日たつと出来上がりです。
どうですか?ほとんどイヤな臭いのない、素晴らしい納豆の出来上がりです。
 
       

(納豆菌が手に入らない時は、市販の納豆を混ぜても作れます)

納豆作りに使う大豆は、小粒品種のコスズが一番とされていますが、普通の食材店ではなかなか手に入りません。普通に売られている大豆でも立派な納豆ができます。我が家では大粒の納豆の方に人気があります。
納豆と並んで代表的な日本食に「お味噌」があります。
「お味噌」の手づくりは二月のCloseUp記事で取り上げます。

(C)July.2001 Copyright Illust. & Photo. Tamiko Kuroda
前のページでは、「お豆腐の手づくり」を御紹介しています。

 

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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