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伝統的な大豆料理には、数多くの栄養豊かで美味しい食品があります。
なかでも「お豆腐」は、手づくりのだいご味を楽しめるメニュー・・・手順さえ覚えれば超簡単です!! |
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材料: 豆腐2丁分 国産大豆300g・天然ニガリ約9g ・水約2.2リットル |
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道具: ブレンダー(日本ではミキサーと呼んでいます)・20cmボウル・30cm大型ずんどう鍋・25cm平鍋・温度計・ 30cm角さらし布・30cm角さらし布を袋縫い・豆腐型の流し木枠 (DIY店で手に入ります) |
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☆☆☆手順を写真でご説明いたします☆☆☆
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1. 良く洗った大豆300gを一昼夜 1リットルの水に浸けおきます。 | 2. 物の本にはすり鉢で摺るとありますが現代人にはとても無理、 均一に細かく摺るのは男手でも大変です。 | |||
3. 3回に分けて、ブレンダーで約3分間、つけ汁を加えながら細かく均一になるまで粉砕します 、できた汁を生呉(ナマゴ)と呼びます。 | 4. 大型の寸胴鍋に5カップの水を煮立て、生呉とブレンダーをゆすいだ1カップの水を加え、焦げないようにゆっくりまぜながら加熱します。 | |||
5. 沸騰して溢れる直前に火を止めます、弱火の状態で焦げ付かないようゆっくりと混ぜながら7分間煮ます、この状態を呉汁と呼びます。 | 6. 煮立って熱いままの呉汁を、さらし布袋に流し込み平鍋で受けます。 | |||
7. 袋の両端を菜箸を通して硬く絞ります、最後はやけどをしないように水に濡らした手で強く絞ります、こうしてできた 絞り汁を豆乳と呼びます。 | 8. 袋の中に残ったのがオカラ、いりうの花・オカラコロッケなどいろいろな料理に活用できます。 | |||
9. 75度Cの豆乳に、100ccのぬるま湯で溶いたニガリ半分をたらしながらそっと混ぜ合わせ、残りも加えて均一に泡だてないようゆっくり混ぜます。液が澄んできたらフタをして15分間待ちます。 |
10. 豆腐型の流し木枠にさらし布を敷き、固まったそぼろ状の豆乳をおたまでそっとすくい入れます。 | |||
11. さらし布で覆い800gの重しをして15分くらいおき、更に30分くらいボウルに張った水にさらします | 12. 手づくり豆腐のでき上がりです。われながらそのできばえと美味しさに感動する瞬間です | |||
お味はいかがですか!美味しいお豆腐ができましたか? できあがったお豆腐は、そのまま「冷ややっこ」もよし、「湯どうふ」でお召し上がるのもまたよし。使い方はいろいろですネ! 次のページでは、大豆を使った「納豆の手づくり」を御紹介します。 |
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(C)July.2001
Copyright Illust. & Photo. Tamiko Kuroda
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