まずは定番!白米炊飯
まずは基本の白米から炊いてみました。炊きたて・保温経過と合わせてご確認下さい。
■炊きたて
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しゃもじを入れると、お米一粒一粒がしっかりふくらんでいる様子がよく分かります。 |
まずは見た目から。お米の一粒一粒がしっかり膨らんでいて、ムラなく均一に炊き上がっている印象でした。しゃもじを入れると、程よい重さを感じます。食べてみると、しっかりして歯ごたえのあるやや硬めのタイプと感じます。しかし、中までしっかり吸水され、芯までしっとりとしていました。これなら8月のお米も美味しく頂けます。
■保温ご飯
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12時間経過した状態。炊きたてとほぼ変わりなくおいしいままの状態です。 |
続きまして保温状態をチェック。まずは12時間経過の状態ですが、炊きたてと大きな差はありませんでした。この炊飯器は、通常保温より低い60℃で保温することで、乾燥・黄変を防止し、6~7時間目・12~13時間目にスチームを供給し、保湿と加熱により雑菌の繁殖を抑制するという「エコ保温」が搭載されています。これにより、省エネと保温を上手に両立しています。ちなみに12時間以後は通常保温となり、釜内の温度は75℃をキープします。
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24時間経過した状態。ご飯がかなり少なくなっているにも関わらず、味は落ちずにキープ。なかなかの実力です。 |
そして、24時間経過の状態です。取扱説明書では12時間以上の保温は積極的には勧めていませんが、敢えてご報告します。ご飯がかなり少なくなっている影響もありますが、12時間以内と比べると、ところどころに乾燥した硬さが感じられる部分が出てきました。しかし、味に関しては問題なくおいしいレベルです。
保温機能は長く使わないというご家庭もあるでしょうが、四六時中「腹へった」と言う食べざかりの息子が居るガイド宅にとっては、炊飯器においしいご飯が常にある状態はとても助かります。子育てファミリーにとって、長時間保温でもおいしさが落ちないのはうれしいポイントと言えるでしょう。
もはや準定番!玄米炊飯
続きまして、こちらも定番となりつつある玄米系です。ガイド宅では100%玄米で食べることはないので、白米と混ぜての炊飯です。今回は、白米2合:発芽玄米1合の割合で炊いています。炊飯時間は、発芽玄米で45分程度でした。
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白米2合:発芽玄米1合の割合で炊いたご飯。癖のある匂いもなく、食べやすい炊き上がりです。 |
炊き上がり、玄米特有の匂いはなく、とてもおいしそうに炊けてします。しゃもじで混ぜた時「やや水分が多いかな?」と感じましたが、しばらくするとちょうど良い感じに落ち着いてきました。食べた感じ、白米と発芽玄米の食感がほぼ同様に炊けているため、玄米の癖を強く感じることはなく、とても自然な炊き上がりでした。これなら玄米が苦手な方でも、気にならないでしょう。
余談ですが...
実は以前、各社の炊飯器で食べ比べをした際も、日立は炊き上がり直後にしゃもじを入れると、水分が多く感じるのですが、飯切りをして落ち着くと程よくなったと記憶しています。これが日立の個性なのかもしれませんね。