32時間保温!もおいしさ維持の秘密は「真空」
では、いよいよこの炊飯器の特徴でもあります、32時間!超・長時間保温の経過報告です。この炊飯器は、保温状態にしていると、定期的に減圧をするため♪ブジュブジュブブーー♪という音がします。これが真空状態にしている証拠とのこと。さらに、真空状態の時はフタの開閉ボタンが青く光り、目でも確認でき安心です。また、真空保温中にフタを開けると、圧力鍋のフタを開ける時のような♪プシュー♪と音がしますので、真空状態なのが体感できます。1時間後、6時間後は今さら確認するまでもなく、おいしい状態でしたので、12時間後からご紹介です!夜7時にご飯を炊くと、翌日の夜7時を超え、夜中の3時まで保温可能ということです。では、12時間以後の様子について、まとめてお伝えします。
■12時間後
通常、長時間保温をすると、全体的にパサパサになるはずですが、水分量の減りは感じませんでした。どちらかと言えば、ちょっと水分量が増えてしっとりした感じすらします。これは、真空状態での保温だから、蒸発する水分が逃げないせいかもしれません。
■18時間後
こちらも全く遜色なし!色・臭い・味ともに大きな変化は無く、普通においしく食べられます。この時点で翌日13時となり、ちょうど昼ごはん時です。前日の夕飯に炊いたご飯でお昼と言うのは、あり得るパターンでしょう。
■24時間後
翌日の夕飯です。24時間たったとは思えない状態で、充分そのまま食べられます。少々水っぽさが抜け、かえっておいしくなったと言っても過言ではありませんでした。これはスゴイです。
■32時間後
夜中の3時です。この時間には食べる気がしませんので、そのまま放置。4時間後、掟破りの36時間保温で食してみました。(メーカー取り扱い説明書では32時間以上の保温はNGですので、マネはしないで下さい!)保温特有の臭いがすこーし出ていたものの、懸念していた黄ばみは無く、味にもまったく問題がありませんでした。
左:おおきな変化は見られずおいしく食べられました!
右:白い器に盛ってみました。解りにくいので隣にカレーを盛っていますが白いお皿と比較して、黄ばみが無いのがお解りいただけますでしょうか?
保温をしてみて、マイナス気圧が、保温にとても威力を発揮していることが実感できました。家族の食事時間がバラバラでも、この保温能力があればいつでも美味しいご飯が食べられますね。
★ガイドのたわごと★
32時間ギリギリまで保温をするケースは、そんなに頻繁にはないと思いますが、【32時間】フル保温を有効に使いたい場合、タイムリミットとの兼ね合いを考える必要があると感じます。ガイドのように、夜7時に炊いてしまうと、翌日の夜中にタイムリミットが来てしまいます。翌日の夜、ご主人だけが遅く食べてもまだ美味しさ維持という“ゆとり”とみれば◎ですが、翌朝までは持たず「夜→朝→昼→夜」の4食分で保温終了です。しかし、朝の7時に炊けば、翌日の昼過ぎまでとなり「朝→昼→夜→朝→昼」の5食分です!この方が効率は良いですね。でも、次は夕飯がスタートとなってしまいますねぇ..惜しい。やはり、せっかくなので丸2日間【36時間】まで頑張って欲しかった!と思ったガイドです。次回に期待しましょう!
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