手づくり豆腐の作り方
大豆は豆腐、味噌、納豆などですっかり私たちの食生活にお馴染みの食品ですね。栄養価もタンパク質が豊富で、コレステロールを下げる作用があるリノール酸、食物繊維もありビタミンB1、Eもわずかですが含まれています。
固い大豆をひと晩水につけて柔らかくし、それを潰して豆乳を作り、にがりを加えて固めたのが豆腐。その豆腐を薄く切って油で揚げたのが油揚げ、豆乳を煮つめると表面にできる膜をすくい取ったのが湯葉です。また大豆を蒸して潰し、麹と塩で発酵させたものが味噌です。蒸した大豆を納豆菌で発酵させたものが納豆です。畑のお肉ともいわれている大豆を使ってまずは手づくり豆腐にチャレンジ!
固い大豆をひと晩水につけて柔らかくし、それを潰して豆乳を作り、にがりを加えて固めたのが豆腐。その豆腐を薄く切って油で揚げたのが油揚げ、豆乳を煮つめると表面にできる膜をすくい取ったのが湯葉です。また大豆を蒸して潰し、麹と塩で発酵させたものが味噌です。蒸した大豆を納豆菌で発酵させたものが納豆です。畑のお肉ともいわれている大豆を使ってまずは手づくり豆腐にチャレンジ!
手づくり豆腐の材料()
手づくり豆腐の作り方・手順
下準備
1:大豆を水につけておく
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大豆はよく洗いボウルに入れ1000ccの水に一晩つけておきます。翌日には水を吸ってふっくらと大きくなっています。
2:大豆を3回くらいに分けて細かく粉砕する
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ブレンダーで大豆のつけ汁ごと3回くらいに分けて細かく粉砕します。できたものを呉汁(ごじゅう)とも生呉(なまご)とも呼びます。
3:1000ccの水を湧かし、呉汁を加え中火でかき混ぜる
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ずんどう鍋(A)に1000ccの水を湧かし、呉汁を加え中火で焦さないようにゆっくりと鍋底からかき混ぜます。沸騰すると一気に吹きこぼれますので注意し、沸騰寸前に火を止め、しばらく(20分ほど)鍋のまま冷まします。
4:呉汁を流す

鍋(B)を用意して絞り袋を広げて呉汁を流します。手で強くしっかり絞ります。(少し冷ましてもまだまだ熱いので火傷に気をつけて下さい)絞り汁が豆乳です。袋に残ったものが「おから」です。
5:豆乳を中火にかける

鍋(B)の豆乳を中火にかけ、かき混ぜながら75~80度にします。「にがり」(ぬるま湯80mlに、にがり水大さじ1)をしゃもじに伝わらせ少しずつ加えます。しゃもじでゆっくりと十文字を切り、蓋をして10分ほどおいておきます。
6:豆腐を形づくる
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10分ほどすると、透き通った水と豆腐に分かれます。つぎは木枠に入れて豆腐を形づくります。
形づくり
7:穴あきお玉で豆腐を木枠いっぱい入れる
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豆腐の木枠に水で濡らしたさらし布を敷き、穴あきお玉で豆腐をすくい木枠いっぱいまで入れます。さらし布を折りたたみ木の蓋をします。
8:10分ほどおく
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重し(800g)を10分ほどおきます。
9:水にはなす
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ボウルに水をはり、静かに木枠からさらし布ごと取り出し水にはなします。数回水をそっと取り替えてでき上がりです。これが木綿豆腐です。
10:完成
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呉汁を絞ったあとにはおからができました。卯の花いり、コロッケ、クッキーなどにも利用できます。
ガイドのワンポイントアドバイス
手づくり豆腐は何度も作るうちにコツがわかってきます。特に呉汁をしっかり絞りきること、にがりをそっと加えてあまりかき混ぜ過ぎないことがポイントです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。