種類豊富なサンドイッチはパリ・お手軽グルメの決定版
食事の時間がない時、小腹が空いた時、レストランでランチやディナーはちょっときつい……なんていう時に大活躍するテイクアウトのサンドイッチ。パリではあらゆる種類のサンドイッチが揃い、老若男女問わず皆歩きながら食べています。もちろんホテルに持ち帰ってゆっくり食べるもよし、食事を軽く済ませたい時などに大変便利です。フランスでは長細いバゲットパンに具を挟んだものが一般的ですが、パンの種類や具の内容によってさまざまなサンドイッチが揃っています。さすがはグルメの国フランスの首都パリ、サンドイッチも国際色豊かで美味しいものが揃っています。その中でも人気のある、選りすぐりのものをご紹介しましょう。
かまどで焼くフォカッチャサンド
サンジェルマンデプレには、カフェや食料品店、ブティックが集まる賑やかなビュッシ通りという市場通りがあります。その一角に構えるおしゃれなお店コジは、じつは30年以上も続く老舗のサンドイッチ店。長方形のフォカッチャパンをかまどで焼き、野菜や具を自分で選べるオーダー式のサンドイッチは、ローストビーフやタンドリーチキン、アボカドサラダやカレーペーストなど、他にはないオリジナルな具が評判です。シックなインテリアの上階はイートスペースになっていて、飲み物にワインをチョイスすることもできます。無休でしかも夜遅くまで営業しているので、いつでも利用できるのも便利。<DATA>
■Cosi(コジ)
住所:54, rue de Seine Paris 75006
TEL:01 46 33 35 36
アクセス:Mabillon(メトロ10)から徒歩1分
営業時間:12:00~23:00
無休
もちもちした食感がやみつきになるプレッツェルサンド
一見見慣れない赤みがかったパンは、ラウゲン・プレッツェルと呼ばれるアルザス地方名物で、国境を接するドイツではよく食べられているもの。食感はバゲットと違いやわらかくモチモチとしていて、ほんのり塩味が効いているのが特徴です。ストラスブールやコルマールなど、アルザス地方の町ではそこかしこで売られているのに、パリとなると全くといっていいほど見つけられないこのラウゲン・プレッツェルですが、フランスのサンドイッチチェーンで最近売り始めました。固いパリパリの皮のバゲットに飽きたら、全く違う食感のこのプレッツェルサンドを試してみて下さい。具はハム、チーズ、ツナなどバゲットサンドと同じものでも、全く違った印象でやみつきになること間違い無しです。
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■Pomme de Pain(ポム・ド・パン)
住所:76, rue de Rivoli 75004 Paris
TEL:01 42 78 57 29
アクセス:Hotel de Ville(メトロ1、11)から徒歩1分
営業時間:8:30~20:30/月~木、8:30~21:00/金、10:30~21:00/土、10:30~19:00/日
無休