トノン・レ・バン(Thonon-les-Bains)を離れて一路エヴィアンへ、とはいうもののその前に少しジュネーブ方面に戻った湖畔に見のがせない村、イヴォワール村があります。トノン、エヴィアン間はわずか10km足らず、車なら10分もあれば着きますので、どうやら寄り道をしてゆくようです。

INDEX
  イヴォワール村を望むテラスでランチ
  熟成の時を待つサヴォアのワイン
  ついにエヴィアン到着!
  うっとり、これぞリゾート
  エヴィアン・レ・バン情報
  エヴィアン・レ・バン情報続き


イヴォワール村を望むテラスでランチ


トノンからちょっとジュネーブ方向に戻れば、愛らしい湖畔の村イヴォワールが。テラスからレマン湖と湖水に姿を映す古城は額に入れてリビングに飾っておきたいくらい。
あーあ、すっかり寝坊しちゃった。ぐずぐずしてたらすぐに昼がくるな。遅れついでにイヴォワール村に行ってみるか。天気は良いし、せっかくだからル・プレ・デラ・キュール(le Pre de la Cure)のテラスでレマン湖の風と戯れながらランチとしゃれこもうっと。

おっと、トノンからはエヴィアンへ行くよりもこちらのほうが遠いんだけどもう着いちゃった。田舎の道は速いね。しっかり城壁に囲まれて、教会の風見鶏を戴いた屋根がまぶしいね。窓辺や玄関口に飾られた花が色を添えていい感じだ。美しいフランスの村の標識もかかっているね、なるほど。レストランの庭もやはり花一杯。ここはいわゆるオーベルジュで食事つきでも1万円ほどからの低予算な割にはおいしいし快適な宿なんだ。食事だけなら3000円ちょっとで十分満足できるしね。

熟成の時を待つサヴォアのワイン

シャトゥ・リパィユの重厚な主館。カーヴには樽に詰められたワインが静かに熟成の時を待っている。
さてお腹もいっぱいになったし、海岸沿いの道を通ってエヴィアン方面に向かうか。おや、シャトゥ・リパィユ(Chateau de Ripaille)という道標が見えるぞ。はて?昨夜のレストランでたのんだ地ワインの白、たしかリパィユだったな、よしちょいと酔って、じゃなかった、寄って見るか。

ワイン所のフランスとは言ってもレマン湖のほとりはほぼスイス。このあたりで採れるワインはブルゴーニュやボルドーなど有名銘柄とは一味違う特異な存在。寒い所だけに、できるのは辛口の白のみ。長期熟成形ウォッシュタイプのサヴォアチーズと相性ぴったりだったね。

開放的なリパィユの中庭。奥にはレマン湖が一望のもとに見渡せる広大な庭が広がっている。
見学は試飲の着いた約1時間のツアーか、7、8月のバカンスシーズンは1日5回出てるんだね。

このリパィユは元サヴォア公爵の城で、15世紀始めに建てられたんだそうだけど、すっかり荒れていたものを100年程前に大規模な補修をして現在のようなりっぱなものになったんだそうだ。周囲に広がる広い畑はすべてぶどう、それもフランスでよく見るものとは種類が違って、シャスラー種という食べてもおいしいものだそうな。