4/5 ベニスにもたとえられた自然あふれる南仏の古都　水の都アヌシー、サヴォワの宝石 [フランス] All About

花いっぱいあふれる癒しの街

運河沿いのルベシェ岸には花がたっぷりと飾られとってもきれい。ここアヌシーも花の町、4月から10月まではどこに行っても花いっぱい。右側に見えるのはオーベルジュのリヨネ。湖で捕れる魚料理が自慢。

そう言えばアヌシーの街を歩いて気付くのは門口の花、土手の花、窓辺の花、花、花、はな。ほんとうにこの街の人は花が好きなんですね。春いっせいに花を飾るため、町中の人は冬の間も鉢植えや庭の花の世話にいそしみ、4月1日に町中で花を飾り春の訪れを祝うんだそうです。フランスにはそのような町が多く、花の町、花の村(Villes et Villages Fleuris)として認定をされていますが、アヌシーはなんと4つ花！最高クラスです。

時計台のアーチをくぐればパレ・ド・リルの反対側に出る。旧市街は迷路のよう。ぐるぐる歩き回れば迷子間違いなし、でもそれが楽しい。

旧市街は12世紀から18世紀にかけて建てられたものばかり。古い町の写真や絵を見ても現在と全く同じ風景。広い通りはなくどこも入り組んだ路地ばかり。家の中やお店の品物、行き交う人々は現在のものなんだけど鎧を着て剣を持った兵士がふいに現れてもきっと何事も無かったように行過ぎちゃうんでしょうね。

旧市街周辺だけなら2キロ四方に収まっちゃいますので歩いて回っても十分楽しめる町です。ホテルは30あまり。3つ星以下が中心で、4つ星はただ一つ、湖の対岸にあるカジノ付きリゾート、インペリアルパレス(英語、フランス語)のみです。